奈半利の喫茶店で珍しい文書を見ることが出来ました。
高知県議会日誌 第一号
明治12年10月27日付け
出頭議員 42名
安芸郡選出の議員も今と同じ3名が明記されています。
安芸郡土居村 畠中六郎
同 吉田直樹
安芸郡奈半利村 濱田左平
面白いのは、士族とか平民とかの記入があります。
さらに、高知県の県議会なのに半数以上は今の徳島の方々が選出されていたのです。議長は高知県の片岡健吉。副議長は徳島の磯部為吉。そうです。この時期徳島県はなかったのです。
第一回の議会では基本的な予算とか条例・規程の類が議論されていました。
旅費規程とかなのですが、面白いのは議員心得などというのがあって、議員は羽織袴または洋服を着用すべしと明記されているのです。それも、議員らしいふさわしい洋服を着ろというのです。普段一般住民はどの様な衣服を着用していたのやら、考えるだけでも面白いのです。
議員から、「洋服など着るのはいかがなものか」といった発言があったとの議事録まで付記されているのです。やはり正装は羽織袴だったのです。
面白いというより、可笑しいですけどね。
いかにも、明治の初頭の話です。
しかしながら、
徳島の議員が高知県議会に在籍するのは長い期間ではありません。
しかし、確かにそうした時期があったのです。
高知県側から中央政府に向かって、要望書が出されたようなのです。
徳島県の設置を求めたのです。なにしろ徳島の議員が多い関係で高知県議会の運営に支障が出始めていたのです。
この理由は、納得です。
知らないことってあるものです。
原本があるのですから、貴重です。和紙でB6ぐらいのサイズでしょうか。
今となっては、古文書扱いですね。喫茶店の蔵で大切に保管です。
高知県議会日誌 第一号
明治12年10月27日付け
出頭議員 42名
安芸郡選出の議員も今と同じ3名が明記されています。
安芸郡土居村 畠中六郎
同 吉田直樹
安芸郡奈半利村 濱田左平
面白いのは、士族とか平民とかの記入があります。
さらに、高知県の県議会なのに半数以上は今の徳島の方々が選出されていたのです。議長は高知県の片岡健吉。副議長は徳島の磯部為吉。そうです。この時期徳島県はなかったのです。
第一回の議会では基本的な予算とか条例・規程の類が議論されていました。
旅費規程とかなのですが、面白いのは議員心得などというのがあって、議員は羽織袴または洋服を着用すべしと明記されているのです。それも、議員らしいふさわしい洋服を着ろというのです。普段一般住民はどの様な衣服を着用していたのやら、考えるだけでも面白いのです。
議員から、「洋服など着るのはいかがなものか」といった発言があったとの議事録まで付記されているのです。やはり正装は羽織袴だったのです。
面白いというより、可笑しいですけどね。
いかにも、明治の初頭の話です。
しかしながら、
徳島の議員が高知県議会に在籍するのは長い期間ではありません。
しかし、確かにそうした時期があったのです。
高知県側から中央政府に向かって、要望書が出されたようなのです。
徳島県の設置を求めたのです。なにしろ徳島の議員が多い関係で高知県議会の運営に支障が出始めていたのです。
この理由は、納得です。
知らないことってあるものです。
原本があるのですから、貴重です。和紙でB6ぐらいのサイズでしょうか。
今となっては、古文書扱いですね。喫茶店の蔵で大切に保管です。