竹は、素晴らしい生命力を持って、成長しているのですが、どこかで止まることになっているようです。立ち枯れが始まるのです。
竹林の下には最早陽は指さず、見上げると空が見えますが、明るくはないのです。
立ち枯れした竹の姿は、健全な竹と比べると色が違うだけなのですが何となく違います。硬化し弾力性を失って、そのうち自立することが出来なくなって倒れてしまいます。周囲の元気な竹に寄り添う形で立ち尽くすことになるのです。そうして少しづつ茶色に変色した竹が増えてゆくのです。
当初考えていたのは100本程度の竹を取り除けば、竹林としていい状態になるだろうと思っていたのですが、実際に100本をきってみると、必要な撤去本数のホンの1割に過ぎない事がわかったのです。当分は北川村に通わないといけないようです。
それから初めてドラム缶に穴を開けて、炭窯を作って火を入れました。1週間後の窯出しが楽しみです。全部灰になっているのか、炭として使えるものになっているのか、全く自信はないのですが、期待大です。
まあ、それほど甘くはないのでしょうがね。
手前の竹を10本程度切り倒すと、明るくなりました。
先の方は暗いねえ、まだね。
でも、楽しみです。再生するであろう竹林について想像しても、竹の炭がいい具合に焼けることをイメージしても楽しみです。