ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

鮮明な思い出

2011-04-28 23:31:37 | 新聞雑感
 本日の新聞を読んでいると久方ぶりに見る顔写真が出ていました。
 高知新聞の13面。追想(メモリアル)のページでした。

 「木や石扱わず粘土一筋」具象彫刻家3月30日没 98歳 佐藤忠良

 帽子のシリーズで有名な彼の作品を随分と前に箱根の美術館で見た記憶がよみがえってきました。彼の作品は上品でしたし、都会的で洗練されていて美しいと思っていました。
 もちろん会ったことはないのですが、優しい人だったろうと思います。

 

 ナゼだか解らないのですが、以前から好きでしたね。
 彫刻家といえばロダンとかマイヨール、ムーアなど有名な方々が多数おられますし、それらの作品も各地の美術館を含めて、あちこちにありますが、印象に残っているのが佐藤氏と船越氏でした。

 また彼は別の顔も持っていました。



 この絵本は有名です。絵を描いたのが佐藤忠良氏でした。
 この絵本を子供の頃に見て楽しんだ方々もたくさんいるはずです。

 そんな彼が、「自分は職人だから、毎日、同じことを繰り返す。だが毎日、初心に戻るのは本当に難しい・・。」と言い、「芸術は、”必要無駄”」と看破するのです。

 日本でも最も有名な彫刻家の一人である彼にそんなことを言われたら、考えてしまいます。
 

 合掌。

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もったいない。

2011-04-28 17:10:17 | Vision East
 

 先日撮った写真があります。柑橘類なのですが、誰も取る人がいないことから、実が自然に落ちて散らばっていたのです。もちろんこのままでは、腐って肥料となって循環するのですがもったいないなあと思います。
 こうしたもったいない事例が田舎のあちこちに結構あるのです。高知県安芸郡の資源なのですがね。
北川村でも柚子が木に残っているのを結構見た記憶があります。

 まだまだあるのかもしれません。もったいないね。

 それに、耕作放棄地が増えているように思います。

 森林も間伐すると資源が当然のごとく生み出せるのです。先日も直径15cm程度、長さ180cmの杭を北川村から1000本ぐらいかな、出荷したようです。行き先はもちろん東日本ですね。
 伝聞なんですが100万本単位のそうした資源があるようですから、どんどんやるべきです。森林もきれいになりますよ。



 先日竹林を見て回ったときの空き時間にちょっと収穫した竹の子です。
 山間部のもったいないの代表は竹の資源かもしれません。
 間伐さえすれば、もっときれいな竹林になるでしょう。
 竹の密度が上がりすぎて、立ち枯れ状態になっている竹林が多いですからね。


 まだまだあるはずです。
 もったいないね。あるものが生かされないというのは!!。

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