ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

テッペン

2012-01-24 11:05:51 | ちょっといい話。
 日曜日に連絡のミスから花の谷での作業が出来なくなったことから、作業道のテッペンまで行って見ました。



 ここから先に道がなくなっている場所です。

 頂上は結構明るいのです。植林された杉は中腹のものと同じ杉なのでしょうが樹高は7割ぐらいかな。少し低く感じます。作業道の道幅は変わらないのですが、道のカーブが頻繁になります。土地の横幅がなくなるのでしょう。
 土地の形状も緩やかになるのです。
 しかし小鳥の声がしません。
 実のなる木々がないからでしょう。



 山の中腹から頂上への風景は、間伐をしなければならないのですから薄暗く、どこかのレポートにあるように「沈黙の林」状態なのです。
 手入れがなされない林は、暗く陰湿で下草も生えず、作業道におちた枯れ枝もそのままなのです。私が歩くと踏みつける枝が折れる音だけが耳につきます。

 山の中で一人。実感できます。
 少し座って休憩しながら、水を飲み、その場を楽しんだ処です。
 相も変わらず名前がわかりませんねえ。植物の名前です。
 動物もいるのでしょうが、目の前に出てきてはくれません。
 こちらに危害を加える意思はないのですが、仕方ナシです。



 時折、自然に倒れ掛かってきた倒木が道を塞いでいます。



 先日間伐をした場所まで来ると、明るくなっていい感じです。この場所もあと15~16本ぐらいは切りたいところです。
 無理をせず少しずつやりましょう。



 ここまで下りてくると、後は慣れた道です。柚を取っていた場所です。
 果樹園は「人の手」が入っていますから明るく感じます。



 北川村宗の上(花に谷)に遊びに来るようになった最初の場所です。
 竹林です。
 ここで作業をしていた時間が懐かしくなるほど時間が経ってしまいましたが、竹の成長は凄いです。竹林の中はまた少し薄暗くなっていました。

 道具を積んでいる運搬車がここにいました。

 作業をしていると大きな音を出しているのですが、杉林を歩いていると聞こえませんでしたね。
 ここで1時間ぐらい作業をして、楽しい時間は終了です。

 竹林をすこしだけ歩きやすい状態にして帰ってきました。

 自然の中でひとりいると、なにやら守られている感じがして、本当にいい時間を過せました。4時間ぐらいかな、一人でした。
 たまにはこうした時間を過すのもいいものです。
 すこし疲れたのです。

 田舎の贅沢な時間でした。


blogram投票ボタン

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 高知県情報へにほんブログ村