ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

地域活動と職務権限

2010-06-02 12:38:26 | 田舎の理屈
 どうも、地域活動団体が揺れております。各団体の組織の中に地方議員が入っていることに対し、行政から拒否反応だ出ているようなのです。

 議員という職務と地域活動自体を同列に並べることに、どうも理解がしがたいのです。

 なぜか。
 都市部と比べて中山間地域には本来人材が少ないのです。かつて農業協同組合の組合長と商工会の会長が同じ人であったりしたことがありました。
 いいではないですか。各種団体は目的を掲げて組織されているわけですから、団体ごとに違う立場を意識しておられることは理解が出来ますが、行政から指示されることではないと思うのです。
 さらに、地方議員は、地域の活性化のための活動にもっと熱心に参加するべきであると思っておりましたから、その団体が運営としてやりやすいことが望ましいのであって、議員であるから、いいとか悪いとかは、あまり関係がないように思うのです。

 公務員にしても、一般住民と共に地域活動に参加することには問題がないことだと思いますし、雑用を買って出るぐらいでもいいのではないかと思うのです。

 行政の本来の仕事は、地域活動の応援団なのですから。

 議員は地域活動に主として参加してはいけないなどと、馬鹿なことを言うのです。
 組織の役員を選ぶのは、組織の構成員である会員なのです。行政ではないはずです。
 
 私も、いろんな地域活動組織に加入をしておりますが、行政から指示されてやらされているわけでもないのです。
 何か勘違いをしているように、思います。
 一ついけないことがあります。議員や公務員が各団体から給与を受け取ることです。
 これだけはダメだと思うのですが、他は関係ないねえ。

 そのように考えます。
 人材は、人財で、田舎にはそうはたくさんいるはずも無いのです。
 

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