ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

野根山散策2012

2012-01-06 14:08:59 | 田舎の理屈
 今年も3日に野根山街道散策ツアーに行ってきました。スタッフの一人としての参加でしたが、いつもながら大変な作業でした。しかし楽しくもありました。

 集合は午前8時30分。簡単なセレモ二ーのあと出発。
 私の役割はというと最後尾の安全管理。
 どうしても体力的に野根山街道を5~6Kmですが、歩くには無理な方もいらっしゃいますからね。彼らを安全に出発地点まで帰すことが仕事なんです。

 まあ顔色を見ていて、「帰ったほうがいいですよ。」とか「無理しないでください。」という係りかな。

 今年のツアーも5~6人の方が途中で帰ってゆきました。仕方ないですね。事故でも起きると大変ですからね。



 最初はみんな元気です。声も出て楽しそうです。




 それが、30分も歩くと体力差が歴然とします。
 最後尾にいる私の周りには脱落候補ばかりになってしまい、彼らがリタイヤすると私は一人だけになってしまいます。そうすると歩くスピードを上げて前を歩く方のところまで単独行になってしまいます。

 こんなときは写真を撮るのに都合がいいのです。





 そのうち、先頭の方が折り返してくるのに出会います。
 「いま10番目ぐらいですよ。」などと挨拶代わりに簡単なおしゃべりをします。
 やはり先頭グループは元気です。

 街道の途中でいくつかのグループと出会いそして別れました。

 今回の私が到達した場所はこの辺りです。



 野根山街道の前半部分の見所の一つです。
 街道の中でも木のサイズが圧倒的に大きな場所です。
 ここから15分ぐらい歩いた場所で、私の直前で歩いていたグループが折り返して来たことから私もここでUターンしました。

 84歳だか85歳だかの男性です。すごいです。途中いろんな話をしながらのハイキングです。5分歩いて2分の休憩。そんな感じ。

 驚いたのは、年齢より彼は左右両方の股関節を手術して、金属が入っているなどと言うのです。そんな方と最後尾を歩くのはスリルがあります。彼が歩けなくなると、背負ってでも下りてこないといけないからです。
 しかし頑張ってくれました。よかった。



 帰ってくると先着している方々は、楽しそうに食事を楽しんでいました。というより終わっていましたね。

 最後にこの赤い実が目を楽しませてくれました。



 名前??。しらないなあ。しかしキレイでした。
 千両?センリョウ?葉っぱが違うしなあ?

 今年の街道散策も無事終了することが出来ましたが、出来ればこうした事業も観光事業として成長できるといいですね。
 まだ御接待の域を出ていないようです。
 田舎の観光ツアーとしては、ここはいいばしょです。

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