ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

都会の常識

2009-07-19 22:28:52 | 田舎の理屈
 都会の常識から言うと道路なんかはこれ以上いらないらしい。予算を組む必要も感じられないようだ。

 税金をいくらつぎ込んで、その地域がどの様になるか。その変化が予算の額に見合うかといった論争です。

 ドウセ道路を作っても変わらないだろうし、無駄なことはしなくても良いでしょう。その様にいっているのです。
 高知県でも以前、前橋本知事が東部計画を立案、検討すること自体を止めようとしたことがあります。結果として止めてしまいました。

 理由は、計画策定に予算を使っても、出来上がった計画をどうせ実行しないのでしょう。
 「やらない計画は立てる必要はないでしょう。」

 さらに、高知県東部地域からは、東部計画策定中止にかかわる反対運動は起きませんでした。

 田舎は我慢をする。都会は、やりもしない前に結果を想像して結論を出す。

 そして、地域間の格差は広がってゆく。

 もうそろそろ、田舎も自己主張をやりましょう。

 自然が豊かで良いですね。・・・・開発がされなかったんです。

 空気がきれいですね。・・・自動車が少ないですからね。

 つい、僻みっぽくなりました。

 効率だけでは、田舎は何も出来なくなってしまうんですよ。

 今日はそんなことばかり考えていました。

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