家の近所の土手に、サイクリングロードだかジョギングロードだかが整備されているのをふと思い出し、ママチャリに乗って河口までの片道4キロサイクリングに出発した。
サンデーサイクルライダーやサンデーランナーが結構たくさんいる中、ママチャリはやや浮気味だったものの、玉の汗をかきながら風を切るのが気持ちよかった。
「河口」と書かれた看板の500メートルほど先で行き止まりとなっていたけど、まだまだ海は遠い感じがした。
コンクリートで固められた河川敷(河口より海寄りだから河川敷とは言わないのか?)では、走るのをやめて一人水に向かっている人がたくさんいた。河口にでたら写真を撮ろうとおもっていたけど、あまりにも気持ちよくてカメラを出す気にはならなかった。
夜は大学の先輩の結婚パーティに出席。
結婚するなんて思ってなかった個性的な先輩は、留学中にあっさり恋に落ちて早々に入籍してしまった。
文章にするのは難しいのだけど、私が今まで見た中で、一番うらやましいカップルとなった。
写真なんか撮る気になれなかった。
いい写真を撮ってみたいという気持ちはあるのだけど、カメラを持つことによってさえぎられる感情の流れを思うと、写真を撮れない事だらけになる。