好きな小説の映画版を、やっと観ることができました。
あらすじは
小説の感想の方にも書いたけど、小説家を目指す夢見がちな少女が嘘の証言をしたことによって、少女の姉と恋人である男性が引き裂かれてしまうという話。
犯罪者にされてしまった男性は出所後、戦火の下で戦う兵隊となる。姉は家族を捨ててナースになる。
ある日2人は町で再開し、共に生活を始める。
それを知らない少女は姉の影を追いかけ、小説家にはならずにナースを志す。
映像で見ると小説が持っている細やかな心理描写をすっ飛ばして、救われない部分が強調されてしまっている感じ。
あの上下巻を2時間にまとめ上げて、違和感(目立った不満)が無いのはすごいと思うけどね…。
映像で見て良かったと思う点は、イギリスの上流階級のゴージャス感。
家のデザインが素晴らしいし、何より子ども部屋の素敵な事と言ったら!壁紙の柄、寝具のリネンの柄、ソファにかけられた布のテクスチャとか、本当に可愛い。
吹き抜けがある内廊下の重厚な木の柱なんか、自分の想像だけでは思い描けないからねー。
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