
国立新美術館で4/5まで開催中の「ルノワール展」。
とても見ごたえある作品がたくさん来ていた♪
その中で、珍しくて興味深かったのはポーラ美術館所蔵作品を赤外線とエックス線よって調査したレポート。光調査によってルノワールの絵画技法が見えてくるという 。
例えば、X線で撮影すると、強調部分に多く塗られたシルバーホワイトや光をうまく表現するために圧塗りされたシルバーホワイトなどが浮かび上がってくる。
赤外線撮影では下書きが浮かび上がり、女性をふくよかに書き変えたり、髪型を書き変えている事がわかる。
また、違う機械で絵の具成分の分析を行ない、使用している絵の具の種類が特定されていた。年代によって使い分けられたキャンバスが透ける緑とそうでない緑。その結果ルノワールの思いさえ見えてくるとのことだった。へぇー、いろいろ面白いなぁー。
今回は、とても見ごたえのある素晴らしい展覧会だったけれど、あんまりたくさんあったのですごく疲れた。σ(^_^;)
美術展のお楽しみ、ミュージアムショップで買い求めた『レースの帽子の少女』のファイル♪

@ルノワール展
http://www.renoir2010.com/

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