ショパンの19曲からなるワルツ集。
手元に4人のピアニストが弾いた4枚のワルツ集がある。
ルビンシュタイン、もちろん素晴らしい
ホロビッツ、個性が見える解釈とリズム感でもちろん素晴らしい
○○○、特徴がなく、単に弾いているだけ。
姉から借りてきたカツァリス。
まず音が綺麗。
全体の音の響きが美しい。
そして個性的。
特にワルツ7番(OP.64-2)では、聴いた事がないメロディーが浮かび上がる。内声を見事に弾き分け、その結果、あたかも新しい別のメロディーが付け加えられたかのような印象を与えている。一度聴いたら、忘れられない演奏。
聴き比べは楽しい。
同じ曲でも、弾き手によって違う曲になるところがたまらない。
ダントツでカツァリスが今のお気に入りとなった。
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このCD私も持ってます!!
しかも、ワルツの7番はショパンさんの作品の中でも一番のお気に入りかも~~なのです。。
とある本を読んでみますとこの7番の演奏について「内声を響かせるカツァリスの演奏法が最も功を奏した作品。隠されたメロディによって全く違う顔が浮かび上がる」と書かれてあります。
私にはどこがそうなのかなさっぱり分からないのですが・・・
いや~~、でも、kei先生とショパンさんの同じCDがお気に入りになるとはなんだかとっても光栄な気分なのです。。
ご本も読まれているのですね。
ワルツの7番は、A-B-C-B-A-Bという構成で出来上がっている作品で、カツァリスは3回出てくるBの同じメロディーをまるで違ったふうに弾き分けています。
私も、一休さんが同じCDをお気に入りだということ、嬉しいです♪