本日移動で御座ったよ。恒例の中国山地越え、前回は雪景色でしたがすっかり春の気配。
見慣れた風景を四季を通じて見れる事は幸せな事です。
さて、島根県益田に到着しまして先ず向かった先は、西の高野山と呼ばれている修験道の山、大麻山(おおあさやま)。標高５９９ｍの巨石がゴロゴロしている険しい山です。今回は時間が無いので一気に山頂まで。
奇岩、巨岩を横目に進むのです。途中、山腹集落の美しい棚田を進み山頂に到着。
大麻山神社奥宮。
その昔は山頂自体が聖域で一般人の立ち入りが禁じられていたのですが、現在は。。
テレビ、携帯、ラジオ等の電波塔が幾つもそびえる場所。
辺りに遮るものが無いことから現在では電波の中継増幅拠点になっています。
付近にはここ大麻山より高い山はあります。ここを修験道の拠点としたのも高さを求める修験山岳信仰とはかけ離れる事になります。この山の持つ目に見えない力を感じていたのでは無いでしょうか。。
そんな山には不思議と巨石、巨岩、奇岩がゴロゴロしているんです。そして、男塾メンバーのW氏も電波塔のある場所にはほぼ、巨石があるとの考察を持っています。
どうでもいい話ですが、きっと関連性はありますね。
あ、因みに修験者はこんな道を歩いていたんです。
熊、猪などの山神様の住処。ここはかなり険しい。。
で、山頂には展望台が。
ひぇー、高い。。
と、撮影していたら同時にパノラマ撮影を案内人のT社長がされていました。
ひじょ～にマヌケな感じです。でも高い鉄塔でした。。
で、山頂から少し降ると、大麻山神社本殿。
ここの感じは良いですよ～。光入って見難いですが大麻山神社でーす。
ちょうど宮司さんが外に居られたので色々お話しが出来ました。
山頂の鉄塔群についても「このお山は時代時代で人の為になるお勤めをして来ました。現代となれば生活に必要となった情報伝達のお役目をされています。」
ふむ、さすがに宮司であった。
大麻山神社。開山８８６年、８８９年社殿建立。これは８１９年弘法大師が高野山に社殿建立した７０年後の事です。
圧倒的な歴史のある大麻山神社での時間、有り難く御座候。
明日は養蜂場での打合せ。
では。
paikaji
