ライブ中継は寝ていて観ることは出来ませんでしたが、オリンピック最後の挑戦となった上村選手。見事、4位入賞。昨日の角野選手同様、日本人が普通に入賞してくる時代になって来ました。
上村選手、今回はメダルを。。と日本人誰もが願っていましたがほんの僅か、、競技は結果がその場で分かるある意味、選手にとって冷酷なものです。
上村選手も角野選手と同じ、高校生で長野大会から連続5回出場。モーグルの全参加選手中、最年長。
競技技術も長野大会から比べれば難度も各段に高くなり、第一線で世界で活躍するモチベーションはどこから湧いて来るのでしょうか?これからは是非、指導者として日本モーグルに自身の経験と力を貸してもらいたいものです。
決勝、最終滑走者まで暫定3位、、4位確定になり会場に手を振る上村選手。
他出場している日本モーグル選手を素晴らしい選手ばかりでしたが、選手選考から1人残念な選手が残念な結果に。
伊藤みき選手。昨年12月に膝の靱帯を痛め、普通なら手術しなければいけない重傷であるにも関わらず、本人の意向で代表として現地入り予選前の公式練習一本目で再び同じ場所を痛めるという始末。
代表として1度も国内合宿でモーグルコースを滑る事無く、現地入りさせた日本モーグルフロントの責任は重い。
まず、有望な伊藤選手の選手生命を考えなかったのか。
次に、今回最後の上村選手が築いた日本人出場4人枠をなぜ戦略的に使わなかったのか。
選手生命に関しては、伊藤選手が出たいと言ったので特段、どうでも良い話し。実際の所。
モーグルフロントの判断は最悪。理由は伊藤選手は滑走不可能なので次の大会を見据えて若手を選出し経験させるべき。競技出来ない選手と知りながら日本代表にするなんて、オリンピックをどう考えてるのか全く理解不能。
税金と一般市場の収益から各企業が捻出しているスポンサーとしての寄付金。莫大なお金を代表選手にかけているワケです。オリンピックは国家戦略で本来「楽しみます」の世界では絶対に無い。祭りじゃないのよ。祭りは他の国際大会だわ。
その辺りを理解し伊藤選手も辞退し、協会も辞退を促し納得させ若手に譲るべきでした。
上村選手以外の3名はどちらにしても次回大会に主力代表として出場する力の持ち主なんですから。。
ど~も日本人ってのは、功績、功労者には甘い。評価するなら別の場所でたんまりしてあげればいいのよ。
結果、伊藤選手はメディアにチクリチクリ言われ始めるんだからさ。競技どころじゃあ無くなるだろね。
いや、待てよ、引退するなんて事になれば1度も競技しなかった代表選手になってしまう。
ちょいと脱線しましたが、これは個人的に書きたい事でしたので。
ともあれ、上村選手、おめでとうございました。
paikaji