深夜に電話するな！

うーん、眠い・・・。寝不足？・・・。
昨夜おそく、つまり深夜に電話があった。それは昨日大阪で会おうと思った大学時代の同級生からだった。彼は淀屋橋に近いところで野菜の卸をしている。何年も会ってないので時間が余ったついでにちょっと遠かったけど寄ってみたのだった。
やはり時間とは恐ろしい。浦島太郎状態・・・・。当時の従業員は一人もいなく、私を知る者は誰もいなかった。幸い奥さんが居て少しだけ話ができた。会った目的は、やはり同級生で奈良の香芝町にいるはずのクロちゃんの行方である。メリヤス工場を経営していたはずが、もう何年も音信不通なのである。どうも工場はなくなっているようなのでどこかへ引っ越したみたいである。奥さんも知らないと言うし、本人も居ないのであきらめて名古屋へ帰ってきた。
それで深夜の電話である。
「おー、マヨちゃんか、悪かったなー、会いたかったなー・・・。」
「いやいや、突然連絡もしないほうが悪い、気にしんといて。」
「で、カフェのほうは今どうよ？」、
「うん、いわゆる雇用調整助成金のおかげで一息つけそうだよ」、
「なにそれ？うちでもそれって出来そう？」
「うーん、とりあえず、労働保険を間違いなく払い込んでいるのが条件だけど？」
「あー、もちろん払ってるよ。なんたって社員が50人もいるけんね。」
「50人？そりゃあすごい。」、
「そうだよ、大変なんだよ。赤字続きだよ。」
「条件は赤字が続いていたり、一昨年から売り上げが落ちていたら、適用されるはずだよ。ただし、手続きは簡単じゃないみたい。うちではパリがやったけど、それこそ胃潰瘍になるぐらい面倒くさかったらしいよ。」
「そーかー、よかった、すぐ調べるよ。電話かけたかいがあったな」
「ヤマちゃん、それはいいけど深夜に電話するなよ、何時だと思ってるんだよ？」
「ん？、今、九時だよ？」
「おい、マヨちゃんにとっては深夜なの」
「そうか・・、俺も昔は3時起きだったけど、いまはマヨちゃんが早寝になったんだ。」
・・・・・・・
そんなわけで、今朝は機嫌が悪いのだ。
電話というのは朝６時にかけるのが常識でしょう。ん？

昨日のコメント返しにも少し書いたけれど、大阪のバイタリティーはやはりすごい。なにか転んでもただでは起きない根性がある。経営者も従業員もとにかく必死で働いている。名古屋はなにかすぐにあきらめるようなところがあり、すぐに政治のせいにしたり、やる前から負けているような感じがする。（自分のことかな？）
確かに大阪の不景気もひどいものだが、名古屋と違い活力がある。やはりまだまだ大阪に学ぶことは多いのかもしれない。嫌いだけど・・・。