こんにちは れいです。
1ヶ月に渡り娘の闘病記録を見届けていただき、
本当にありがとうございました。
6月22日の闘病ノートと写真を
泣きながら書き写したり見たりしました。
当時は気付かなかったことがわかったり
娘の気持ちが1ヶ月遅れで届いた部分もあったりしてなんとも辛い時間でした。
特に写真は笑顔が多く、パソコン画面に次々出てくる娘を
泣いては撫で
撫でては泣きしながら選びました。
言うまでもありませんがこの記事の全てが
「これが最後となりました。」
というもので埋め尽くされています。
今日で最後です。
娘の頑張り、見てあげてください。
2013年6月22日 金曜日 ―ガン告知から17日目・最期の日―
8時40分
”娘ちゃんおはよう”と言うとしっぽぐるんぐるん振ってくれる
”わー嬉しいな、ありがとう♪”と言う
8時50分 ステロイド投与
今朝は俺がやる、とボスがチャレンジ。しばらくすると
「なあ?”ぺっ!!” …ってすんねんけど??」と
娘にやけ顔、交代する(笑)
8時55分
おトイレ使っていたようでうんち少量とおしっこ
・森永チョイス
・ナチュラル…(ボス口で砕いたもの手のひらに出して)
・ふやかしたフード(↑これと混ぜて)
・ヨーグルト(口移しで)
<今日は朝から(夜中から)呼吸速くて随分辛そう、心配…>
目が離せず酸素室へ。パンティングで外へ、やはり心配で酸素室へ…の繰り返し
しっぽは基本的にあがっているが半分くらい或いは下げているときもある
手足あたたかい、目力あり
ここ3.4日ずっとそうだ、
15秒ほどボスを見つめ、次は私を15秒ほど見つめ、
かわるがわるじっと見つめる
これを1日に何度となく続けている
ボスがいないときは突然顔を上げて私の目を見つめるので目が離せない
「ママ!」と切羽詰った顔のときと
元気なうちに伝えたいことがあるとでもいうような真剣な表情のときも
その度笑顔を向け
「あら娘ちゃん可愛いわね♪」
「うんうん、ママずーっと娘のそばにいるよぉー?」
など延々声をかけ続ける
午後に入っても様子変わらずかなり辛そう、
その状態(※顔をあげている状態のことと思われます。)
のままなので肩も凝っているだろうし首も疲れているはずだ
マッサージしてあげたいけどそれどころじゃない
13時30分ごろ
ようやく落ち着いて寝た。よかった…本当によかった
13時45分
デビフ「和の逸品鳥レバーと野菜」なら食べた!
○△は嫌いなようでほとんど食べない、これはダメだ
ボスフードを噛み砕いて混ぜ与えると一緒に食べてくれる
今日は手のひらから食べさせて欲しい日^^
先にスープをゴクゴクしてしまって、後でレバーを食べ、
続きどうしよっかな、って感じに見える
14時05分
○○君たちが廊下を吠えながら通る
娘元気よくワンワン吠えている!
元気よく、ワンワンと、吠えている!!!(喜) (←大きな文字で記録されていました。)
14時06分
コーラ買いに行ったボスが戻ってきて再び元気よくワンワン!!
午後食べたもの
・チーズ(人間用)を噛んで混ぜたパン3切れほど
16時10分
氏神様までお散歩。ゆっくりゆっくり3人で歩く
おしっこしたけどうんち出ず、お参りして鳥居を抜けたら歩かず抱っこ
この2週間で歩ける距離が急速に短くなった
上にあがりたそうだったのでボスが抱っこしあげてやる
17時32分
馬肉→いらなーい牛肉→いらなーい
私の茹で立てのササミは夢中になって1切れ食べる
キラキラご飯にしてあげたかったのに寒天を切らしていたようで
しかたないので茹で汁をあげたら”いらなーい”。
でも本当においしいものは私の手作りのものだと知ってる娘ちゃん
圧力鍋で作るもの。愛情凝縮
18時39分
ボス神ベッド(酸素室のこと)へ連れて行くと
真下に座り鼻先をノズルに付け呼吸している。先生の言ってた通りだ
2分ほどすると落ち着いて伏せる、こんなこと初めて
鎮静剤もらいに行ったほうがいいだろうか
19時
かかりつけ医より電話があり昨日の報告をする
ボンベはカラで返してくれて構わないとのこと
鎮静剤は血圧を下げるので
どう出るかわからないから私だったら出さないと言われる
娘酸素室のマズルの下にいること、鼻先や顔を上げていることなど話すと
「酸素を吸わせてあげること以外にしてあげられることってないかもしれない…」
と肩を落としたように申し訳なさそうに言ってくれた
19時42分
あれこれ口元に運ぶが全部拒否。ボスの前にちょこんと座っている
19時43分 ステロイド投与
―この間の時間帯で
息子の前に座っていた娘に何かを食べさせようと
おやつか何かを口元へ持っていくとき
私の手の甲が娘の顔の前になった瞬間がありました。
娘は既に息がうまくできない状態だったにも拘らず
律儀にいつものように”ちょん”と
私の手の甲にそっとそっとタッチしてくれたのです。
結局何も食べられなかったのですが、娘は食べられなくても
「何かをもらう前に必ずコマンドに応えること」
「そうすればママは必ず私にもくれる」
ということを最後まで覚えていて、守ってくれました。
優しくそっとタッチした直後
「ううん娘ちゃん、もういいの。もういいのよ?
コマンド出したんじゃないの。もういいのよ?
いい子ね。タッチね、GOOD。娘ちゃんいい子ね」
等と笑顔で言いましたが
あんな状態のときにまで…と今思い出しても涙が出ます。―
20時10分
娘の姿消える
少し前まで洗面台の下にいたのにどこを探してもいないので
「娘…?娘?!」と探し回る
向こうの部屋に行くとベッドのわきの暗がりに入り込んでいるようで
かろうじて”ハッハッ…”という声でそこにいるのがわかった
ボスがここにいるってわかったんだから
放っておいてあげてもいいんじゃないかと言う
こんなところでもしものことがあったら後悔してもし切れない
「出して!」と言ってしまう
ベッド下のチェストを一つ一つ引き出してもらい
ようやく姿見えたので両手を持ってズルズルそっと引きずり出す
ほこりだらけで後ろ足びょーんとしたまま出てくる
「娘、娘、子供のころからママに言われたでしょう?
ママのそばを離れたらダメよ、って。なんでこんな所に入るの。
そばにちゃんといなさいよ心配するから…」と畳み掛ける
娘”ああそうだった…”というような顔
”抱っこするよ、1.2.3よいしょ”でそっと抱いてリビングへ
20時15分
娘そっとクリスの上に置くと私の腕まくらで私の話し声をずっと聞く
時々耳を前にぐっと出す
かなり辛そうなので心配になり
”娘ちゃんちょっとお口見せてごらん?あーん”
と言っても”いいいいいー!”とする
すごい力で絶対イヤ!と言う
「誰に似たのこのガンコさは!」
と笑ってしまうが怖くなる
ボスにちょっと白いよね、やだなぁ…と恐々言うと
大丈夫や、と言いながら酸素室すぐ連れて行く。ボスが抱っこ
※娘が口の中を見せまいとしたのは初めてのことでした。
見られたらボスもママももっと心配する、ダメだと思って
あんなに抵抗したのだと思います。
20時30分
変わりばんこに食事を摂る。ボス先に食べてもらう、私はあと
むすめ何をあげても口にしない。 (←この文字は四角く囲ってありました。)
チョイスも食べない
私は夕飯を食べるのも任務のうちだと思って一生懸命流し込むが辛い
娘のゼィゼィを聞きながら食べるのはおいしくなかった
ボスは娘の目の前で食べてたけど私は可哀相でできず
背中を向けながらひたすら流し込む
21時05分
ボス突然「駐車場に散歩行こうか?」と言う
今日うんちしてないし涼しいから気分転換にはなるかも
21時14分
鼻水出てるので拭いてやってから駐車場へ
「ほら娘ちゃん見てごらん?今夜は朧月夜だね。見えるかなぁ?」
と声をかける
おしっこのみ、うんち出来ず
一歩も動かないのでボスが抱いて帰る
1階にくちなしが咲いていたので
「ほら娘、くちなしの花が咲いてるよ?」と3人で嗅ぐ
「娘ちゃんお花好きだからね、甘いいい匂いだね」と言う
21時23分 酸素室へ
20:10も思ったけど娘手足(体も?)あつい、熱持ってる
ボスに言うと「そうだね」と
病気と闘ってるんだろうか?
冷やしてあげたほうがいいかな
何でこんなに熱いんだろう
21時46分
娘の動き方、お兄ちゃんのあのときみたいだ
幾度となく、というより顔を上げてるときはどんなにゼィゼィしていても
私とボスをかわるがわるずっと見つめている。
何かを一生懸命伝えようとしているのがわかる
娘苦しいのに舌を出して笑っているように見える
「ボス、ママ、わたしがんばる!」
「ボス、ママ、わたしだいじょうぶ!」
「ほら見て、わたしげんきだよ!」
私たちに心配させまいと一生懸命自分の出来ることをしているように見える
何かイヤなものが近づいているのを感じ
私は口の中がかわいてカラカラ
娘にずっと笑顔で声をかけ続ける
22時05分
娘酸素室で座り顔を上げボスと私を代わる代わる見るが
鼻先を上にし苦しそうに口を小さくパクパクさせる
必死に息を吸おうと頑張っている
このまま酸素室で最期なんて絶対だめだ、どこかで腹くくる
ボスの顔を見るとボスも私を見る、首を横に降り外に出すと言う私
ボスが抱っこして外に出し、私は娘の枕を自分のあぐらの中に入れ込み
オレンジの毛布をかけてその上におろしてもらい抱く
伸ばした酸素を口元に持っていってくれるボス
娘そのたび嫌がり、首を左右に振る
「これが体力の消耗につながらない?」と言ってしまう
でもボスもせずにおれない
わかる
22時12分
向きを変える
娘の頭右側だったけど左に向き直す。手足熱く戦っている
ボス和室側に周り、酸素室のアイスノンを自分の膝におく
いったん娘をボスへ
22時13分
その隙に私トイレに立つ、戻ると娘ボスの膝の上で立ち上がって
こちらを(私を)見ている
「…立ってるやろ?お前(トイレに)行ってすぐに
”ママどこ?”ってこうや」
私が座り再び娘抱っこする
いつもと同じこと笑顔で繰り返し絶え間なく伝える
22時14分
ピタッと黙ってしまう
言葉が出てこなくなる
酸素ボンベの音と
小さな小さな娘のハッハッハッハッという声だけが聞こえる
22時15分
何かを察する、突き動かされるように
「ボスもママも娘ちゃん大好きよ~?だ~いすき。忘れないでね~?」
私が言うことに小さく
”うん”
”うん”
と答えるような声
何度も何度も何か言うたび
”うん”
”うん”
と
※この声はボスも「確かに聞いた、返事をしてた」と言ってました。
22時16分
ボスちょっと動く、リビングへ
むすめの様子、むすこと重なり少し大きな声で「ボス!」と
22時17分
最後の最後で笑顔を作れず
穏やかに明るく話しかけることも出来ず
約束を破った3秒
段階的に声が大きくなりながら
「むすめ、むすめ!むすめ!!」
ふぅ…と息を吐く
吸うことはなかった
息子より多く4.5回も頭をぐっ…ぐっ…とし
最後の最後まで頑張っているように見えた
目を見開くように口を少し開けながらぐっとし
鼻から泡が出たので慌てて指でぬぐいながら(血も少し混じっている)
”うんうん娘ちゃん、もう頑張った。もういいんだよ”
と言ってしまうが心の中では
「神様もういいでしょう!」と絶叫していた
22時19分
最期まで頑張りぬき
精一杯生きた
娘、私に抱っこされて虹の橋のたもとへ。
にほんブログ村
1ヶ月に渡り娘の闘病記録を見届けていただき、
本当にありがとうございました。
6月22日の闘病ノートと写真を
泣きながら書き写したり見たりしました。
当時は気付かなかったことがわかったり
娘の気持ちが1ヶ月遅れで届いた部分もあったりしてなんとも辛い時間でした。
特に写真は笑顔が多く、パソコン画面に次々出てくる娘を
泣いては撫で
撫でては泣きしながら選びました。
言うまでもありませんがこの記事の全てが
「これが最後となりました。」
というもので埋め尽くされています。
今日で最後です。
娘の頑張り、見てあげてください。
2013年6月22日 金曜日 ―ガン告知から17日目・最期の日―
8時40分
”娘ちゃんおはよう”と言うとしっぽぐるんぐるん振ってくれる
”わー嬉しいな、ありがとう♪”と言う
8時50分 ステロイド投与
今朝は俺がやる、とボスがチャレンジ。しばらくすると
「なあ?”ぺっ!!” …ってすんねんけど??」と
娘にやけ顔、交代する(笑)
8時55分
おトイレ使っていたようでうんち少量とおしっこ
・森永チョイス
・ナチュラル…(ボス口で砕いたもの手のひらに出して)
・ふやかしたフード(↑これと混ぜて)
・ヨーグルト(口移しで)
<今日は朝から(夜中から)呼吸速くて随分辛そう、心配…>
目が離せず酸素室へ。パンティングで外へ、やはり心配で酸素室へ…の繰り返し
しっぽは基本的にあがっているが半分くらい或いは下げているときもある
手足あたたかい、目力あり
ここ3.4日ずっとそうだ、
15秒ほどボスを見つめ、次は私を15秒ほど見つめ、
かわるがわるじっと見つめる
これを1日に何度となく続けている
ボスがいないときは突然顔を上げて私の目を見つめるので目が離せない
「ママ!」と切羽詰った顔のときと
元気なうちに伝えたいことがあるとでもいうような真剣な表情のときも
その度笑顔を向け
「あら娘ちゃん可愛いわね♪」
「うんうん、ママずーっと娘のそばにいるよぉー?」
など延々声をかけ続ける
午後に入っても様子変わらずかなり辛そう、
その状態(※顔をあげている状態のことと思われます。)
のままなので肩も凝っているだろうし首も疲れているはずだ
マッサージしてあげたいけどそれどころじゃない
13時30分ごろ
ようやく落ち着いて寝た。よかった…本当によかった
13時45分
デビフ「和の逸品鳥レバーと野菜」なら食べた!
○△は嫌いなようでほとんど食べない、これはダメだ
ボスフードを噛み砕いて混ぜ与えると一緒に食べてくれる
今日は手のひらから食べさせて欲しい日^^
先にスープをゴクゴクしてしまって、後でレバーを食べ、
続きどうしよっかな、って感じに見える
14時05分
○○君たちが廊下を吠えながら通る
娘元気よくワンワン吠えている!
元気よく、ワンワンと、吠えている!!!(喜) (←大きな文字で記録されていました。)
14時06分
コーラ買いに行ったボスが戻ってきて再び元気よくワンワン!!
午後食べたもの
・チーズ(人間用)を噛んで混ぜたパン3切れほど
16時10分
氏神様までお散歩。ゆっくりゆっくり3人で歩く
おしっこしたけどうんち出ず、お参りして鳥居を抜けたら歩かず抱っこ
この2週間で歩ける距離が急速に短くなった
上にあがりたそうだったのでボスが抱っこしあげてやる
17時32分
馬肉→いらなーい牛肉→いらなーい
私の茹で立てのササミは夢中になって1切れ食べる
キラキラご飯にしてあげたかったのに寒天を切らしていたようで
しかたないので茹で汁をあげたら”いらなーい”。
でも本当においしいものは私の手作りのものだと知ってる娘ちゃん
圧力鍋で作るもの。愛情凝縮
18時39分
ボス神ベッド(酸素室のこと)へ連れて行くと
真下に座り鼻先をノズルに付け呼吸している。先生の言ってた通りだ
2分ほどすると落ち着いて伏せる、こんなこと初めて
鎮静剤もらいに行ったほうがいいだろうか
19時
かかりつけ医より電話があり昨日の報告をする
ボンベはカラで返してくれて構わないとのこと
鎮静剤は血圧を下げるので
どう出るかわからないから私だったら出さないと言われる
娘酸素室のマズルの下にいること、鼻先や顔を上げていることなど話すと
「酸素を吸わせてあげること以外にしてあげられることってないかもしれない…」
と肩を落としたように申し訳なさそうに言ってくれた
19時42分
あれこれ口元に運ぶが全部拒否。ボスの前にちょこんと座っている
19時43分 ステロイド投与
―この間の時間帯で
息子の前に座っていた娘に何かを食べさせようと
おやつか何かを口元へ持っていくとき
私の手の甲が娘の顔の前になった瞬間がありました。
娘は既に息がうまくできない状態だったにも拘らず
律儀にいつものように”ちょん”と
私の手の甲にそっとそっとタッチしてくれたのです。
結局何も食べられなかったのですが、娘は食べられなくても
「何かをもらう前に必ずコマンドに応えること」
「そうすればママは必ず私にもくれる」
ということを最後まで覚えていて、守ってくれました。
優しくそっとタッチした直後
「ううん娘ちゃん、もういいの。もういいのよ?
コマンド出したんじゃないの。もういいのよ?
いい子ね。タッチね、GOOD。娘ちゃんいい子ね」
等と笑顔で言いましたが
あんな状態のときにまで…と今思い出しても涙が出ます。―
20時10分
娘の姿消える
少し前まで洗面台の下にいたのにどこを探してもいないので
「娘…?娘?!」と探し回る
向こうの部屋に行くとベッドのわきの暗がりに入り込んでいるようで
かろうじて”ハッハッ…”という声でそこにいるのがわかった
ボスがここにいるってわかったんだから
放っておいてあげてもいいんじゃないかと言う
こんなところでもしものことがあったら後悔してもし切れない
「出して!」と言ってしまう
ベッド下のチェストを一つ一つ引き出してもらい
ようやく姿見えたので両手を持ってズルズルそっと引きずり出す
ほこりだらけで後ろ足びょーんとしたまま出てくる
「娘、娘、子供のころからママに言われたでしょう?
ママのそばを離れたらダメよ、って。なんでこんな所に入るの。
そばにちゃんといなさいよ心配するから…」と畳み掛ける
娘”ああそうだった…”というような顔
”抱っこするよ、1.2.3よいしょ”でそっと抱いてリビングへ
20時15分
娘そっとクリスの上に置くと私の腕まくらで私の話し声をずっと聞く
時々耳を前にぐっと出す
かなり辛そうなので心配になり
”娘ちゃんちょっとお口見せてごらん?あーん”
と言っても”いいいいいー!”とする
すごい力で絶対イヤ!と言う
「誰に似たのこのガンコさは!」
と笑ってしまうが怖くなる
ボスにちょっと白いよね、やだなぁ…と恐々言うと
大丈夫や、と言いながら酸素室すぐ連れて行く。ボスが抱っこ
※娘が口の中を見せまいとしたのは初めてのことでした。
見られたらボスもママももっと心配する、ダメだと思って
あんなに抵抗したのだと思います。
20時30分
変わりばんこに食事を摂る。ボス先に食べてもらう、私はあと
むすめ何をあげても口にしない。 (←この文字は四角く囲ってありました。)
チョイスも食べない
私は夕飯を食べるのも任務のうちだと思って一生懸命流し込むが辛い
娘のゼィゼィを聞きながら食べるのはおいしくなかった
ボスは娘の目の前で食べてたけど私は可哀相でできず
背中を向けながらひたすら流し込む
21時05分
ボス突然「駐車場に散歩行こうか?」と言う
今日うんちしてないし涼しいから気分転換にはなるかも
21時14分
鼻水出てるので拭いてやってから駐車場へ
「ほら娘ちゃん見てごらん?今夜は朧月夜だね。見えるかなぁ?」
と声をかける
おしっこのみ、うんち出来ず
一歩も動かないのでボスが抱いて帰る
1階にくちなしが咲いていたので
「ほら娘、くちなしの花が咲いてるよ?」と3人で嗅ぐ
「娘ちゃんお花好きだからね、甘いいい匂いだね」と言う
21時23分 酸素室へ
20:10も思ったけど娘手足(体も?)あつい、熱持ってる
ボスに言うと「そうだね」と
病気と闘ってるんだろうか?
冷やしてあげたほうがいいかな
何でこんなに熱いんだろう
21時46分
娘の動き方、お兄ちゃんのあのときみたいだ
幾度となく、というより顔を上げてるときはどんなにゼィゼィしていても
私とボスをかわるがわるずっと見つめている。
何かを一生懸命伝えようとしているのがわかる
娘苦しいのに舌を出して笑っているように見える
「ボス、ママ、わたしがんばる!」
「ボス、ママ、わたしだいじょうぶ!」
「ほら見て、わたしげんきだよ!」
私たちに心配させまいと一生懸命自分の出来ることをしているように見える
何かイヤなものが近づいているのを感じ
私は口の中がかわいてカラカラ
娘にずっと笑顔で声をかけ続ける
22時05分
娘酸素室で座り顔を上げボスと私を代わる代わる見るが
鼻先を上にし苦しそうに口を小さくパクパクさせる
必死に息を吸おうと頑張っている
このまま酸素室で最期なんて絶対だめだ、どこかで腹くくる
ボスの顔を見るとボスも私を見る、首を横に降り外に出すと言う私
ボスが抱っこして外に出し、私は娘の枕を自分のあぐらの中に入れ込み
オレンジの毛布をかけてその上におろしてもらい抱く
伸ばした酸素を口元に持っていってくれるボス
娘そのたび嫌がり、首を左右に振る
「これが体力の消耗につながらない?」と言ってしまう
でもボスもせずにおれない
わかる
22時12分
向きを変える
娘の頭右側だったけど左に向き直す。手足熱く戦っている
ボス和室側に周り、酸素室のアイスノンを自分の膝におく
いったん娘をボスへ
22時13分
その隙に私トイレに立つ、戻ると娘ボスの膝の上で立ち上がって
こちらを(私を)見ている
「…立ってるやろ?お前(トイレに)行ってすぐに
”ママどこ?”ってこうや」
私が座り再び娘抱っこする
いつもと同じこと笑顔で繰り返し絶え間なく伝える
22時14分
ピタッと黙ってしまう
言葉が出てこなくなる
酸素ボンベの音と
小さな小さな娘のハッハッハッハッという声だけが聞こえる
22時15分
何かを察する、突き動かされるように
「ボスもママも娘ちゃん大好きよ~?だ~いすき。忘れないでね~?」
私が言うことに小さく
”うん”
”うん”
と答えるような声
何度も何度も何か言うたび
”うん”
”うん”
と
※この声はボスも「確かに聞いた、返事をしてた」と言ってました。
22時16分
ボスちょっと動く、リビングへ
むすめの様子、むすこと重なり少し大きな声で「ボス!」と
22時17分
最後の最後で笑顔を作れず
穏やかに明るく話しかけることも出来ず
約束を破った3秒
段階的に声が大きくなりながら
「むすめ、むすめ!むすめ!!」
ふぅ…と息を吐く
吸うことはなかった
息子より多く4.5回も頭をぐっ…ぐっ…とし
最後の最後まで頑張っているように見えた
目を見開くように口を少し開けながらぐっとし
鼻から泡が出たので慌てて指でぬぐいながら(血も少し混じっている)
”うんうん娘ちゃん、もう頑張った。もういいんだよ”
と言ってしまうが心の中では
「神様もういいでしょう!」と絶叫していた
22時19分
最期まで頑張りぬき
精一杯生きた
娘、私に抱っこされて虹の橋のたもとへ。
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レイさんもボスさんも、よく耐えていらっしゃいましたね。
きっと何度も自分が壊れそうになったはず・・・・
でも、それを耐えて娘ちゃんに接していられたのも、娘ちゃんへの愛情が支えてくれてたんですね。
ダメだ・・・わたし・・・めっちゃ泣いてます・・・・
娘ちゃんにダメだしされちゃうかな?
れいさんとボスさんが、心穏やかに息子くんと娘ちゃんを想える日がくることを祈ってます。
最期までむすめちゃんの写真は愛らしく、かわいらしく、きらきらでアイドルで。
本当にかわいらしく、健気なむすめちゃん。
私にパピヨンの魅力を教えてくれたむすめちゃん。
ありがとう。
本当にお疲れ様でした。
最高のパパとママに愛されて幸せな一生でしたね。
暑い日が続きますね。
れいさん、ボスさん、体調を崩されませんように。
れいさんどんなにか辛かったことでしょう・・。
最期は病院の酸素室で家族に看取られず逝ってしまったくるみを思い出し号泣してしまいました。
娘ちゃんは本当にがんばりました。
病気は本当に憎いけれど、
れいさんとボスさんにとてもとても愛されて
れいさんの腕の中で虹の橋のたもとに旅立った娘ちゃんは、本当に幸せだったと思います。
読ませていただきました。
娘ちゃんお疲れ様でした
最後まで娘ちゃんらしく頑張りましたね
食べられなくてもコマンドに応えていたと
言うのを読んで思わず声をだして
泣いてしまいました
本当に健気で可愛い娘ちやんでした
大好きなママに抱かれて
大好きなボスさんに見守られて
幸せだったね 娘ちゃん
娘ちゃん、最期の時まで頑張り抜きましたね。
大好きなれいさんの腕の中で、ボスさんに見守られ。
本当に本当に可愛くて、お利口さんで、そしてとっても強い娘ちゃん。
ママのコマンド・・・ママのお話を聞いてお返事・・・とても健気でいじらしくて・・・
娘ちゃん、ごめんね、今日は号泣だ。
可愛い可愛い娘ちゃん、大好きだよ。
いーっぱい、いーっぱい、幸せだったね。
涙で字が見えなくなっても、娘ちゃんに怒られるわと思いながら、がんばって読みました(;_;)
娘ちゃんのお写真、最期の日だなんてとても思えない、目力の強い、いつもと変わらないかわいいかわいい娘ちゃんで。。。本当に信じられない思いで見てました。
娘ちゃん、よくがんばったね。
とってもとってもえらいこだ!
さすがみんなのアイドル!!
みんな娘ちゃんのこと、絶対忘れないよ。
闘病記を読んでいて、娘ちゃんの頑張りはもちろんだけど、れいさんとボスさんの親としての強さとあたたかさが、たくさん伝わってきました。
いつか来るその時に、私はこんなふうにできるだろうか??
自信はないけれど、見習いたいと強く思いました。
れいさん、闘病中にメモをとるのもどれだけ辛く大変だったか。。。そしてそれをブログにアップすることも。。。
きちんと残して伝えてくださってありがとうございました。
数日前、あっち向いてホイ!を読みながら、ふとお庭を見ると、きれいな一羽の黒アゲハが。。。
とてもめずらしいことなのでビックリしたのですが、あれはもしかして娘ちゃんだったのかな??
だったら、うれしいな^^
娘ちゃん、本当に最期まで頑張ったね!
しんどかったでしょ!?
ボスさんとママがずーっとそばにいてくれたから
頑張れたんだよね。
れいさん
お辛いのに最後まで娘ちゃんの闘病記、書かれて
お疲れ様でした。
息子ちゃんと娘ちゃんと過ごした日々は、れいさんとボスさんにかけがえのない大切な思い出として、ずっと心に残ることでしょう。
ありがとうございます
娘ちゃん 今でも私はあなたが大好きだよ
パソコンがあって インターネットがあってよかった
れいさんのおかげで 可愛い娘ちゃんを知る事ができました
ありがとうございます
これからも 私は チームあっち向いてほい の一員でいたいです
本当に本当に頑張りましたね。
そんな姿を目の当たりにして、れいさん ボスさんもどんなに辛く 苦しかったことか…
どのお写真をみてもそれが最期の日だなんて、思えない程 アイドル娘ちゃんで信じられません。
でもそれが出来ちゃうのが娘ちゃんなんですね。
娘ちゃん…そんな時でもコマンド…凄すぎます。
涙が溢れてとまりません。今日は、許してね。
ずっとずっと忘れないよ!大好きな娘ちゃん!ありがとう。
娘ちゃん、れいさん、ボスさんに心配かけまいと最期まで娘ちゃんなりに頑張っていましたね。
れいさん、ボスさんのタップリの愛情に包まれて、本当に幸せだったと思います。
娘ちゃん、息子ちゃんと過ごした日々、忘れることのない大切な思い出ですね。
4年前、愛猫を亡くした日々の事を思いだしました。