続きです。
2013年6月17日 月曜日 ガン告知から12日目
01時37分
明日ゴミの日だったことを思い出しまとめている様子を娘が見ている
ゴミ袋をぐっと前に差し出し見せながら
「ママ、ちょっと、ゴミ捨ててくるね」
と言いながら捨てに行き、戻って鍵を開けると同時に「わんっ!!」と大きな声
ドアを開けると同時に目に入ってきたのはその声と娘の顔
リビング入り口の戸にへばりついて座ってこちらを見ている
不安そうな顔
”ママどこ行くの? お願い一人にしないで…”
という顔
いつもエコバッグを見せて「お買い物行ってくるね」といえば
ハーイと自らゲージに入り、「ゴミ捨ててくるね」といえば
私待ってる、とそのままでいるのにこんなこと初めてだ
リビングの戸をそっとあけるとゆっくりどいてしっぽを振ってくれるが
眉がハの字で
「心配したよ、一人にしないで。おいてかないで。」
と子供がべそをかいているように見え、その場にしゃがんだ
「あらー娘もう忘れちゃったのーぉ?
ママは娘ちゃんを一人になんてしないよぉ(笑)
どこに行っても、どこにいてもずっと一緒よー?
娘ちゃんのそばにずっといるよー …って言ったでしょー?」
と言い撫で回す
娘本当に今にも泣きそうな顔で”うん”と言っているように見えた
キッチン入り口が濡れていて右足裏に違和感があったので
「あらやだママったら。さっきのゴミ袋ここに置いたから
ゴミの水分出ちゃったのかしら?キレイに拭いておこうね」
と言いながら拭く
パジャマに着替えようと歩くとリビングマット上にまた違和感
あれ?と思ってティッシュで押さえると黄色い
あっちも、こっちも。 …向こうのは鼻水?
…いや、よだれだ…
ハッとしてトイレ見るが使っておらず、今日洗濯した毛布類も汚れてない
「娘ちゃ~ん?ちょっとおチリ見してごらーん♪」
とティッシュを2枚取ってお尻見ると黄色くなっている
被毛をぎゅっと押さえるとついてくる
珍しいな、今したのかな…いつだろう…
しばらく考える
娘目の前で泣きそうな顔
これ…
短い時間でも一人にしないで、という娘からのサインだとしたら?
よだれをたらしたりおしっこ出たりしながら
じっと不安な気持ちでリビングの入り口で座って
私が帰ってくるのを待ってたとしたら…?
たまんない!!
今日ボスに無理言って2.3日分買い物してきて正解だ
もう娘を一人にする時間はできる限り作らないようにしよう
娘も心細いんだ
不安で、きっとちょっぴり怖いんだ…
「ママとボス」がいてくれて、ようやく安心できるんだ
ようやく安心して、好きなように甘えてワガママできるんだ…
なんっでこんな、なんっでこんな当たり前のことに気付かなかったんだ
こんなに娘が頼ってる。しっかり受け止めてやらないと!
不安なのは娘だって同じなんだから!!
神様、どうか明日は
娘が穏やかに過ごせますように
苦しいことなく、うんちができますように…!
02時ごろ
娘和室の入り口のキワで私のそばで寝ている。呼吸安定
小さい声で
「娘ちゃん…?カエルさんの声がするねえ…
時々トリさんの声も… カエルさんはね?(後略)」
と話し、
「また明日ね、おやすみ」と言いすぅっと眠ってしまう
※この日の”カエルさん”のときのことが
後々まで(昨夜も)私を助ける思い出となりました。
―しっぽ1日上がっていた―
にほんブログ村
※コメント欄ですが半角で「(>_<)」の顔文字を使うと
高確率ではじかれてしまうようです。原因はわかりません、ごめんなさい!!
上の顔文字は避けるか、コメント欄にある絵文字をご利用くださいませ。
2013年6月17日 月曜日 ガン告知から12日目
01時37分
明日ゴミの日だったことを思い出しまとめている様子を娘が見ている
ゴミ袋をぐっと前に差し出し見せながら
「ママ、ちょっと、ゴミ捨ててくるね」
と言いながら捨てに行き、戻って鍵を開けると同時に「わんっ!!」と大きな声
ドアを開けると同時に目に入ってきたのはその声と娘の顔
リビング入り口の戸にへばりついて座ってこちらを見ている
不安そうな顔
”ママどこ行くの? お願い一人にしないで…”
という顔
いつもエコバッグを見せて「お買い物行ってくるね」といえば
ハーイと自らゲージに入り、「ゴミ捨ててくるね」といえば
私待ってる、とそのままでいるのにこんなこと初めてだ
リビングの戸をそっとあけるとゆっくりどいてしっぽを振ってくれるが
眉がハの字で
「心配したよ、一人にしないで。おいてかないで。」
と子供がべそをかいているように見え、その場にしゃがんだ
「あらー娘もう忘れちゃったのーぉ?
ママは娘ちゃんを一人になんてしないよぉ(笑)
どこに行っても、どこにいてもずっと一緒よー?
娘ちゃんのそばにずっといるよー …って言ったでしょー?」
と言い撫で回す
娘本当に今にも泣きそうな顔で”うん”と言っているように見えた
キッチン入り口が濡れていて右足裏に違和感があったので
「あらやだママったら。さっきのゴミ袋ここに置いたから
ゴミの水分出ちゃったのかしら?キレイに拭いておこうね」
と言いながら拭く
パジャマに着替えようと歩くとリビングマット上にまた違和感
あれ?と思ってティッシュで押さえると黄色い
あっちも、こっちも。 …向こうのは鼻水?
…いや、よだれだ…
ハッとしてトイレ見るが使っておらず、今日洗濯した毛布類も汚れてない
「娘ちゃ~ん?ちょっとおチリ見してごらーん♪」
とティッシュを2枚取ってお尻見ると黄色くなっている
被毛をぎゅっと押さえるとついてくる
珍しいな、今したのかな…いつだろう…
しばらく考える
娘目の前で泣きそうな顔
これ…
短い時間でも一人にしないで、という娘からのサインだとしたら?
よだれをたらしたりおしっこ出たりしながら
じっと不安な気持ちでリビングの入り口で座って
私が帰ってくるのを待ってたとしたら…?
たまんない!!
今日ボスに無理言って2.3日分買い物してきて正解だ
もう娘を一人にする時間はできる限り作らないようにしよう
娘も心細いんだ
不安で、きっとちょっぴり怖いんだ…
「ママとボス」がいてくれて、ようやく安心できるんだ
ようやく安心して、好きなように甘えてワガママできるんだ…
なんっでこんな、なんっでこんな当たり前のことに気付かなかったんだ
こんなに娘が頼ってる。しっかり受け止めてやらないと!
不安なのは娘だって同じなんだから!!
神様、どうか明日は
娘が穏やかに過ごせますように
苦しいことなく、うんちができますように…!
02時ごろ
娘和室の入り口のキワで私のそばで寝ている。呼吸安定
小さい声で
「娘ちゃん…?カエルさんの声がするねえ…
時々トリさんの声も… カエルさんはね?(後略)」
と話し、
「また明日ね、おやすみ」と言いすぅっと眠ってしまう
※この日の”カエルさん”のときのことが
後々まで(昨夜も)私を助ける思い出となりました。
―しっぽ1日上がっていた―
にほんブログ村
※コメント欄ですが半角で「(>_<)」の顔文字を使うと
高確率ではじかれてしまうようです。原因はわかりません、ごめんなさい!!
上の顔文字は避けるか、コメント欄にある絵文字をご利用くださいませ。
数秒でも一人ぼっちが怖かったのね、娘ちゃん。
15年前に見送った子のことを思い出しました。
私が数分、離れた間に、家族の腕の中で眠りました。
私のことが大好きで大好きで。
きっと最後まで私を探したんだろうな、なぜそばにいてやらなかったのか…と。
悔やんでも、もうやり直しはできませんものね。
娘ちゃん、ママがそばにいてくれて本当に良かったね。
娘ちゃん、不安だったんですね・・・
その時点で、気づいてあげられて、良かったですね。
私は鈍感なので、ダメかもしれないな・・・
ずっと犬の視界に入ってるのは難しいけど、室内でもトイレ行ってくるね、お風呂入ってくるね等と行き先を言うて動くと納得してるようです。
娘ちゃんのしんどくなる回数が増えたから、いっそう不安やったんやね
飼い主さんは、不安で怖くてどうしようもないけど
本当は、本人の方が不安で怖いんですよね
そうですね 今回考えさせられました・・・
れいさんのこの話を、ずっと心に刻んでおこうと思います
いつか訪れる日のために・・・
楽しかった思い出を私に残して、虹の橋に行ったわんこたち。
こんなにも、愛おしい存在。
私も、記録を残しておきたかったなあ…
ボス、れいさん、毎日ありがとう。
毎日 ブログ読んでます。
でも なかなかコメントできなくて…
どんな言葉を使ったらよいのか、キーボードの上に指を置き、考えて、コメントできず…
娘ちゃん、会ったことはないけれど、れいさんの文章から一つ一つのしぐさがとてもよく伝わってきて…
戸に体を押しつて待つ娘ちゃん、、少しでもママのそばに近づきたかったのですね。
愛する人が側に居てくれるのが娘ちゃんにとって
一番のしあわせでしょう。
娘ちゃんの闘病日記、これからもしっかり読ませていただきます。