友人からステップダウンコンバーターXL4015を搭載したスイッチングレギュレータをもらった。
この手のワンチップコンバーターICは内蔵スイッチがバイポーラトランジスタであることが多い(例えばステップアップコンバーターならTIのLM2596など)が、これはMOSFETである。
製造プロセスが気になってしまう。数A程度の電流とはいえMOSFETなので電流はウエハ貫通タイプじゃないかと思う。そうすると、制御ICを作るウエハとちょっと違うのでもしかしたら内蔵チップは制御回路とパワーMOSFETと別かもしれない。ホールセンサーICなどはGaAsチップと信号処理のSiチップの2種類が入っている。
電源制御ICはXLSEMIという会社から販売されていて、他のタイプの電源ICもあるようで調べてみた。
XL6019E1というICを搭載したSEPICコンバーターがあったので買ってみた。Aliexpressで一つ165円・・・送料は187円と送料のほうが高い。3つまで送料同じだったので3つ買った。
ちなみに、使うアテはない。
気圧センサも一つ分解してみたら、センサーとマイコンのデュアルチップとなっていました。
XL6019E1はアップコンバーター用ICですが、SEPIC回路でアップダウンコンバーターになっている基板ですね。私も一つ持ってますが、コイルを2つ使うのがちょっともったいないというか。
コンデンサー出力の後で倍圧整流してコイルを省略できないかと考えてみたら、コンデンサーの充電のタイミングでFETがショートモードになるので使えませんね。(^_^;
昇圧型ICを使って昇降圧にする方法に、ドライブFETを追加してコイルをHスイッチでドライブする方法もあります。
こちらの方がチョークコイル一つで昇降圧できるので好きです。(^_^;
しかし降圧用のICは立ち上がり時にデューティーが100%になるものは使えません。
昇圧用のICなら100%にならないのですが、ハイサイド側のゲートの信号変換がちょっと面倒ですね。(^_^;)