やっと読んだよ

年末年始をはさんで、やっと読み終わりました、「日本沈没」。キツかった。
私には難しすぎました。何故日本が沈没するのか、その説明がかなり具体的に説明されている、とは思うのですが、私にはイマイチ理解できません。
ま、なんとなく、「深～いところで何かが起こるのね」くらいです。
そして、実際に日本列島が沈んでいく過程も知らない地名が多くて、日本地図が必要かも、と思いはしたものの、面倒なのでそのまま読み続けて…
この本は女性向き(少なくとも私向き)じゃないことはたしかです。
科学的な記述が多いこともそうですが、何より小野寺の恋人、玲子の描き方がありえない。
こんな都合の良い女がドコにいるんだ?って感じです。男の人から見ると理想なのかな?
娯楽作品としては、こういう女性が出てこないと面白くないってことなんでしょうか。
30年も前の小説なので現在の感覚からはかなり違っているところがあって、それを考えながら読んではいたのですが、きっと30年前に読んだとしても、やっぱり理解できなかったと思いますね。(科学的なことも、女性の描き方も)
この本は第一部となっているので、世界の難民となった日本国民のその後を描くであろう第二部が出版されるとすれば、そのほうが私には楽しめるものになるんじゃないでしょうか。

さて、原作はそういうことなんですが、映画ですよ、剛くん主演の。
原作とは別物っぽいということらしいので、頭のよろしくない私にも理解できる科学的説明と、ハイパーレスキュー隊員の玲子さんに期待します。