友人から伝え聞いた、とある製陶業をやっている人の話。
50年以上昔、地元の川は工場から流れ出た年度で白濁していた。やがて公害の問題が取り沙汰されるといろいろな「改善」が行われ、現在、伊勢神宮の五十鈴川並に透き通っているらしい。
しかしその実情は、年度の粒子を固めて沈殿させるために薬品を使い、それによるPh度を中和するために別の薬品を使っていて、透明な川は中和して余った薬品が流れ出しているというのだ。
昔の白濁は言ってしまえばただの土なので化学的な汚染ではなく、環境にはいたって優しかった。しかし透明となった今の川は環境には優しくない。
という話。
こういう一件綺麗に見える「綺麗事」が実は綺麗ではないう、という事例は現在世界中あらゆるところで見られる。
私が思いつく例をあげれば:
地球温暖化対策
電気自動車
SDG
LGBT
夫婦別姓
同性婚
キャッシュの廃止
FAXの廃止
プラスチック廃止運動
MSG忌避運動
もちろん、絶対反対ということでない。これらがただの綺麗事で、別の目的や思惑があるのでは、ということをじっくり検証したほうがいい、ということだ。
要するになんとも言えない違和感を覚えている、と言うべきかな。
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上記のMSGはグルタミン酸ナトリウム(Mono Sodium Glutamate)のこと。
平たく言えば味の素。
天然の旨味と全く同じものなのに、特にアメリカでは味の素の忌避、排除が目立つ。
科学的根拠なし、としてホリエモンなどは厳しく糾弾しているね。
こちらの記事が参考になるでしょう。
ホリエモンの動画はいくつか上がっているけど、こちらがいいかな。
【堀江貴文】味の素を使うと●●です。うまみ調味料はやばすぎる【ホリエモン切り抜き】
5:12 あたりからホリエモンが苛立ちながらMSG反対派を糾弾してます。
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上野のパンダの返還が迫っているという記事があった。
コメント欄を見ると、返すのは当然でしょ、というコメントが多く、皆さんなかなか良識があるので感心した。
返還しないで、と言っているのはよく素性の分からない団体らしいが、もともと決まっていたことを反故にできるわけがない。パンダを保護したいから反故にしろ、とでも言うのか。
そんなことをしたら韓国と同類になってしまう。
もっともそもそもパンダはチベット産だからチベットを不法占拠している中国共産党が権利を主張することがおかしい、という意見もあるらしい。それはそれで議論すればいいが、今回の取引を反故にする根拠にはならないだろう。
次の取引を待つしかないね。
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