厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

タイパという言葉を初めて知った。

2023-02-01 09:21:42 | 日記
タイパというのは time performance の略だ。

コスパ()は既に定着した言葉だが、タイパは初めて聞く。こちらの動画で知った↓

【落合陽一】ついに東浩紀と初対談!あの『夢想的で危険』批判を経て、2人は“喜び”を共有できるのか?「タイパ追求するなら生きていない方がいい」 テクノロジーと人間の未来を考える。 


どちらも今をときめく知識人だが、タイパに対しては批判的のようだ。

タイパの意味を改めて咀嚼すると、私自身はどんどんタイパタイプ人間になっていっている。家庭もほぼ崩壊しているし、他人と喜びを共有したいという強い欲求はない。夜中にベッドの中でiPadを抱えてネット三昧する時が一番の喜びと言ってもいいくらい。

セミリタイヤ状態だし、後は死ぬだけなので、これで全く問題ないと、今は思っている。

とはいえ、これまでの仕事は続けていて、お客とのやりとりには生き甲斐を感じる。友人との付き合いも嫌ではない。

そろそろ上京して東京の友人とも顔を合わせたいな。

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お二人の対談はなかなか興味深いものだった。

コンテンツではなく体験を求めている、という意見には頷けるものがある。うちの息子もCD派で、なにか物がないと納得しない。漫画もネットではなく紙の漫画を買っている。

日本人は伝統的にかつ本能的に手触りを大事にして、デジタル的なものに対しては薄っすらと違和感と疑いを抱いている気がする。

よく外国人が、日本ではまだ現金が使われているといって馬鹿にする。FAXなども馬鹿な日本の典型的な象徴みたいに言われる。ここでいう外人は主に欧米人だが、これに中韓の連中が悪ノリしてくるのが

しかし私はそういう外国人の意見を聞いたり見たりする度に、馬鹿じゃないの、と思ったりする。

これまでのものを捨てて、どんどん効率的と思われるものに乗り換えていく外国人気質は、CDを捨てネット音源に移ったり、現金を捨ててキャッシュレス、QRコード決済に移ったりする動きに如実にあらわれている。内燃機関をあっさりと捨て、電気自動車に全振りするのもその一例だ。

かってアイルランドで、じゃがいもの種類を一つに絞って効率化を求めたが、その種類を狙い撃ちにした疫病が発生したために飢餓が発生し、アメリカへの大量の移住が起きたことを連想する。

fall back position というのは大事だよ。

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最近話題になった困った事件がいくつかある。

一つは回転寿司でのいたずら。これでスシローの株価が暴落したらしい。

この事件で回転寿司業界全体がかなりの打撃を受けると思う。このようないたずらは、これまでの可能性が指摘されてきたし、軽い事件は散見された。しかし今回のは随分とあからさまな事案で、消費者が受け取ったイメージは簡単には消せないだろう。英語でいうところの unsee が難し案件だ。これからは回転寿司屋に入るたびに、客はこの事件のことを頭に思い浮かべることになり、はなはだよろしくない。何か根本的な対策を取らない限り、集客が低迷する可能性がある。

もう一つは雪国の各地で起きているバックカントリーでの遭難。外国人が引き起こすケースが多いが、これもちょっと構造的な問題のような気がする。基本的には日本の自然環境に対する無知。そして現地の規則に対する無関心というか無視だ。

特に欧米人にありがちなことだが、「自分たちこそが主人公」という意識が高い。多分、タイなどの東南アジアに来る欧米人観光客も似たような態度だろう。

私が昔アメリカに住んでいた頃、ペルーのパックツアーに参加したことがある。自分以外の客はみな米国人だ。ペルー人のツアーガイドがつくのだが、とある時、アメリカ人の女性がペルー人のツアーガイドに対して "We pay.  We decide." と言っていた。decide されても現地の事情や規則でできないことはあるはずだし、それはツアーガイドが先導して決めるべきことだと私は思ったので、随分高飛車だな、と感じた。これなどは昔の植民地時代の白人のメンタリティーだろう。

ま、そんな白人が冬になるとどんどんやってくる。経済にとっては歓迎すべきことなのかもしれないが、いい迷惑という場面もあるだろう。現地の方々は心してやっていただきたい。

回転寿司もスキー、スケートボードも、私には無縁のことなのでどうでもいいのだが、真面目な人が損をする。そんな事態は避けて欲しいものだ。

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回転寿司事件。スシローは被害届けを出したようだ。海外でも話題になり始めているようで、しばらくこの炎上状態は収まらないだろう。

回転寿司はとても楽しい雰囲気のものだが、とんでもない冷水がかかったので、しばらく家族連れなどは行けないのでは?当然、被害はスシローに留まらず、業界全体に及ぶでしょうね。もともとこのリスクは予感されたものだから、これを機に抜本的な対策を講じたほうがいいだろうね。それこそお茶を濁す程度の対策ではダメな気がする。

私自身は回転寿司はもう4年近く行ってないと思う。当然、コロナ禍の最中は行ってない。事務所が渋谷にあったときは、道玄坂の途中、半地下にあった元禄寿司(?)にはよく行ったものだ。あまり大きな店ではなく、こじんまりとしてよかった。結構外国人客も目立っていたな。もうないと思うが。

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今、6時過ぎ。

ワンタンスープ、餃子、チャーハンとインスタントで済ませた。

ちょっと寒気がする。念の為体温を測ったら36.3度だった。コロナではないと思うが、外は寒いので夜の散歩は割愛して、もう寝る。

今日の仕事はそこそこあった。仕事というよりは雑用だ。

一つ先週から宿題のメモがある。ほぼ書き終わったが、一晩寝かして明日クライアントに送ることとする。

ではおやすみ!