週明けの月曜日の朝は毎回『堀江貴文のブログでは言えない話』を読む 。
いろいろと毀誉褒貶のあるホリエモンですが、情報収集源としては秀逸。毎月800円ちょっと払ってメルマガを購読してます。
ロッテがロッテリアをゼンショーに売却というニュースがあった。
ロッテといえば元は韓国企業だが、これでロッテリアは晴れて日本企業となった訳だ。久しぶりに行ってみるか。
ただ我が地方都市にはない。来月上京した時に寄ってみるかな。とはいえ東京滞在中はグルメ詣でを毎日詰めるのが一つの目的なのでロッテリアに行くのはちょっと時間がもったいないかな。
それならてんやとか、バリ男とかに行った方がタイパがいいかも。(とうとう私もタイパという言葉を使い始めた)
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アメリカに住んでいた頃、ペナルティ (罰金)は実質的に ライセンス (許可)だ、という話を聞いた。
卑近な例で言えば、例えば駐車禁止の場所に駐車したときの罰金が1時間あたり500円だとする。その近くに1時間あたり料金が500円の駐車場があるとする。
これは結局500円払えば罰金だろうが駐車料金だろうが、効果は同じということじゃないか、というライセンス行政を揶揄した表現だ。
しかしペナルティをもらえば許可する、ということが許されない行政もある。建築物の強度規制行政がまさにその例だ。
今回のトルコの地震では多くの建物が崩壊した。一方、トルコには日本並の厳しい建築基準があったらしい。しかし罰金に相当するお金を行政に払えば、基準未達でも許されたというのだ。日本ではありえない行政だ。
姉歯事件を思い起こせば、日本でいかに建築基準が厳しく運用されているか、日本人なら誰でも理解する。あの事件のあと、意図的に手を抜いた設計は根絶されたのではないか?
中国政府もよく、中国には日本より厳しい環境規制があると誇る。しかし中国では罰金の運用どころか、賄賂が横行していて、この規制が全く骨抜きになっていると聞く。
規制があってもちゃんとした取締、運用がなければ、無意味だということを今回のトルコ地震で改めて思った。
そして今後、トルコはどうするのだろう、と他人事ながら心配になる。
聞けばイスタンブールですら、地震危険地域に入っているらしい。昔トルコには仕事で何度も行ったことがあるので、コロナが終われば、一度行ってみるか、などと考えていたが、もう諦めた。安心してホテルにも泊まれない。