カトリック聖歌

2014-06-04 20:31:30 | Weblog
こんばんは~、マリーで~す。今日はもう一回あたしの出番よ。

うちのおばはんも今日は図書館で半日、ああでもないこうでもないって、少しは仕事をしてたのよ。ほんでもってわかってきたのは子供でもわかるようにって言うのは、大人の立場からじゃいくら考えてもなんか違うのよね。お風呂ダヌキのときと同じように、子供心に戻らないと書けないってわかってきたみたいなの。

ほら、小さいときってみんな普通はたいてい、親は全世界そのものだったし、自分が世界の中心で何でも自分の思い通りにできるように思ってなかったかしら。そのころの自分に戻って考えてみないと今度の話は書けない気がするってあの人あたしに言ってるのよ。簡単じゃないみたい。ちょっと難しい感じなんだけど、そこを何とかしなくちゃだめなんですって。はたしてどんなことになるんだか心配とわくわくする気持ちが両方よ。ぞくぞくしちゃう。どういうふうになるのかはまだわかんないけどさ。

やっと仕事に手をつけ始めたからさぼらないようにあたしも傍でがみがみ言わなくちゃ。まあ、あせらせない程度に怠けさせないようにね。さすがに今日はこのへんまでにしとくわ。
後は気分転換にきれいな合唱でも聴いてちょうだい。ほんじゃまたね。



カトリック聖歌

原稿用紙は真っ白け

2014-06-04 13:53:34 | Weblog
今日は~、マリーで~す。

昼間に出てきて何してるって? 何にもしてないわよ。うちのおばはんが原稿用紙と、筆記用具をリュックにつめて四谷に来たんだけど、リュックを机においたまま、本棚の列の間をさまよい歩いてばかりでちっとも書く気配もないから少し発破をかけようとしてるだけよ。

あの人ったらさあ、本棚のたくさんの本を前にしちゃうと、書くどころじゃなくなっちゃうのよね。あれも読みたい、これも読みたいって本の背表紙のタイトルを読んでるばかりで、まるで仕事にならないじゃないのよねえ。

本好きはいいけど、ここにきた目的は違うんじゃないのかってちょっと文句をいいたいわ。机の前に座って原稿用紙とにらめっこしてもらわないと始まらないのにさ、全く困っちゃうわ。出だしを決めないと先に進めないのに怠けててそんなんでどうするのよ、まったくさあ。

今は読むより、さっさと自分が書かなくちゃならないときでしょうに、サボって遊んでばっかり。まあ、いつものことだけどさ、この人、出だしを決めるのに時間かかるのよねえ。それはわかってるけど、真面目に机の前に座っていくら空っぽの頭でもアイディアを絞り出す努力をしなきゃダメじゃないのよ。

お前が文句を言ってどうするったって、この人、放っておくといつまででも怠けて遊んじゃうんだからあたしが言うしかないじゃないの。一応あたし、うちのおばはんの相棒でもって、アシスタントですからねえ。放っておけないわよ。

アイディアが出てこないと書けないったって、本棚の間をぶらついているだけで簡単にアイディアが湧いてくるわけがないじゃないの。やっぱりさ、それなりに気持ちを仕事に集中させるように努力したんさいよ、まったくさあ。

あれれ、なんかあたしの文句と愚痴だけでこのページ終わりじゃないの。もっとしっかりしてよね。読んでる皆様ごめんなさいね、今日のあたしの話、こんなんで終わりになっちゃうみたい。たぶん、あとで他の話のページもあると思うから勘弁してちょうだいな。ほんじゃまたね。