こんばんは~、マリーで~す。
うちのおばはんときたら季節の変わり目でまだ暑くなったり寒くなったり、毎日の天気の変化もまだ一定してないっていうのにさ、早々と夏向きの服だけ残してあとは仕舞っちゃったのよ。ちょっと早すぎじゃないかと思っていたら案の定じゃないの。風邪ひいて先週からぜんぜん治ってないのよ。今日は月曜日であの人のかかりつけのお医者さん、休診日なのよね。しょうがないからロキソニンをのんで、熱だけ抑えて、さすがに昼ミサから行くととても続かないから月曜日午後の講座だけ行ったのよ。
無理しないで休んだほうがいいって? だってあの人、今聖歌隊もほとんどお休みしちゃってるし、長年の経験で教会活動のどこかには入っていたほうが自分自身の信仰生活のために絶対いいってわかってるから、せめてこれだけは休みたくなかったのよね。このクラスはむかしからの知り合いの方たち以外はほとんど初めての方たちだから、なんとなくまだ調子が取れないけど、講義がなかなかいいんですって。聞いて、後から自分でそれをまた考えるんだけど、かなり役に立つお話みたいなの。
やっぱり、どこかのクラスに属してきちんと聖書のお話を聞いていると、今の自分の状態を反省したり、納得したり、ほかの方の考えも聞けるし、うちのおばはんにも必要なことみたいよ。ただ、このクラス、人が多すぎるからよく言えばあっさりとしたおつきあいでいけるし、わるく言えば、かかわりが薄くて知り合えるだけの時間もないさびしいクラスってことになるのかしらね。まあ、うちのおばはんの場合、ちょっとあんまり面倒なことに巻き込まれては困るから、誰とでもお付き合いしたいってわけじゃないけど、隣の人の名前も知らないままって言うのもねえ。なんか悩ましいところみたいよ。
それでもとにかく、今日は赦しって言うことが話のテーマだったの。この辺はあの人、プロテスタントの固い教派からの改宗だから話としてはしっかりわかってるわよ。わかっちゃいるけど、現実の諸々の出来事に出会って、この野郎って言いたくなることにもいっぱい出くわして、子供のころのように性善説的な考え方ができなくなっちゃってるのよねえ。赦すとか許すっていうのが難しくなっているもんだから、来週のその辺の話を早く聞きたいところなんだわさ。
あの人自身は、今日はそんなことだったんだけど、短い分かち合いのときに、隣の隣にいた奥様が主の祈りの意味がわからないっておっしゃって、あの人、プロテスタントの日曜学校で子供たちに教えていたから基本的なことくらいは説明できるもんで、ちょこっと神様のことをその奥様に話したらその方ぼろぼろ涙を流したの。あの人自身だって60年以上生きてればいろんなことがあって、人の涙を見れば、たぶんこれは何かあるんだなってわかるわよ。
何があったのかは知らないけど、この方が神様に出会えるようにこの講座に続けて出席できるようにって心の中でお祈りしてたみたいで、最初、むかし自分がほかの方にしてもらったように安っぽいロザリオでも、教会につながっていくように記念に差し上げたいと思ったんだけど、奥様が受け取ってくださらなかったから、ただ、この方を忘れずにお祈りしようって考え直したのよね。だからさあ、余計なおせっかいはするなっていったのにまったく。忘れずに祈るたって簡単じゃないのよ、あの人、そこのとこわかってるのかしら。
まあ、そんなこんなでおうちに帰ってきたらまた熱が出てきて、歯が痛い、歯が痛いって悲鳴をあげてたわ。明日はちゃんと内科のお医者さんに行かないとならないし、今夜は遅いからここでおしまいね。ほんじゃまたね。
うちのおばはんときたら季節の変わり目でまだ暑くなったり寒くなったり、毎日の天気の変化もまだ一定してないっていうのにさ、早々と夏向きの服だけ残してあとは仕舞っちゃったのよ。ちょっと早すぎじゃないかと思っていたら案の定じゃないの。風邪ひいて先週からぜんぜん治ってないのよ。今日は月曜日であの人のかかりつけのお医者さん、休診日なのよね。しょうがないからロキソニンをのんで、熱だけ抑えて、さすがに昼ミサから行くととても続かないから月曜日午後の講座だけ行ったのよ。
無理しないで休んだほうがいいって? だってあの人、今聖歌隊もほとんどお休みしちゃってるし、長年の経験で教会活動のどこかには入っていたほうが自分自身の信仰生活のために絶対いいってわかってるから、せめてこれだけは休みたくなかったのよね。このクラスはむかしからの知り合いの方たち以外はほとんど初めての方たちだから、なんとなくまだ調子が取れないけど、講義がなかなかいいんですって。聞いて、後から自分でそれをまた考えるんだけど、かなり役に立つお話みたいなの。
やっぱり、どこかのクラスに属してきちんと聖書のお話を聞いていると、今の自分の状態を反省したり、納得したり、ほかの方の考えも聞けるし、うちのおばはんにも必要なことみたいよ。ただ、このクラス、人が多すぎるからよく言えばあっさりとしたおつきあいでいけるし、わるく言えば、かかわりが薄くて知り合えるだけの時間もないさびしいクラスってことになるのかしらね。まあ、うちのおばはんの場合、ちょっとあんまり面倒なことに巻き込まれては困るから、誰とでもお付き合いしたいってわけじゃないけど、隣の人の名前も知らないままって言うのもねえ。なんか悩ましいところみたいよ。
それでもとにかく、今日は赦しって言うことが話のテーマだったの。この辺はあの人、プロテスタントの固い教派からの改宗だから話としてはしっかりわかってるわよ。わかっちゃいるけど、現実の諸々の出来事に出会って、この野郎って言いたくなることにもいっぱい出くわして、子供のころのように性善説的な考え方ができなくなっちゃってるのよねえ。赦すとか許すっていうのが難しくなっているもんだから、来週のその辺の話を早く聞きたいところなんだわさ。
あの人自身は、今日はそんなことだったんだけど、短い分かち合いのときに、隣の隣にいた奥様が主の祈りの意味がわからないっておっしゃって、あの人、プロテスタントの日曜学校で子供たちに教えていたから基本的なことくらいは説明できるもんで、ちょこっと神様のことをその奥様に話したらその方ぼろぼろ涙を流したの。あの人自身だって60年以上生きてればいろんなことがあって、人の涙を見れば、たぶんこれは何かあるんだなってわかるわよ。
何があったのかは知らないけど、この方が神様に出会えるようにこの講座に続けて出席できるようにって心の中でお祈りしてたみたいで、最初、むかし自分がほかの方にしてもらったように安っぽいロザリオでも、教会につながっていくように記念に差し上げたいと思ったんだけど、奥様が受け取ってくださらなかったから、ただ、この方を忘れずにお祈りしようって考え直したのよね。だからさあ、余計なおせっかいはするなっていったのにまったく。忘れずに祈るたって簡単じゃないのよ、あの人、そこのとこわかってるのかしら。
まあ、そんなこんなでおうちに帰ってきたらまた熱が出てきて、歯が痛い、歯が痛いって悲鳴をあげてたわ。明日はちゃんと内科のお医者さんに行かないとならないし、今夜は遅いからここでおしまいね。ほんじゃまたね。