PEKOのTea Time

PEKOこと山崎浩子のブログです。
新体操の選手と同姓同名ですが、全くの別人です。

本当は井戸だけでなく・・・!?

2011-04-06 18:00:03 | Weblog
先月のブログに載せた「ソーラーランタン」の続きがありました。
ケニアに行っていた大学生の人が、
もう一つの研究の目的として挙げていたのが「炭」でした。
ケニアでも炭を作るところを、実際に見てきたそうで、
写真も見せてもらいました。

番組では井戸掘りの仕事人の安田さんの他に、
炭焼き名人の末廣さんという方もネパールに行かれ、
現地の子どもたちに「炭だんご」を教えていました。
炭のことも、ちょうど大学生の彼から話を聞いたばかりだったので、
またもやヤマザキにとっては旬の話題だったのです!
番組で炭だんごを作る様子を見ていて、
「前にも同じように作っているのをみたような気が・・・」と思いました。
昔、他の番組でドラム缶を使って、ああいう雰囲気のものを作っていたのを
見た気がするのですが、なにかの勘違いでしたでしょうか!?

彼の写真もドラム缶を使用して、ケニアでは炭を作っていました。
ただ、ケニアの方が木材が多少豊富なのか、違う製法でした。
食べ終えたトウモロコシの芯なども炭にしていたのは、
ケニアも全く同じでした。
かまどで炭を燃やしているのを見ているうちに、
あ・・・そう言えばケニアにいる岸田さんという方が、
かまどの製作などをケニアでNGOとして広める活動をされていたのを思い出しました。
世の中には色々な方がいて、岸田さんという女性はかまどを広めることを
主体に活動をされていました。
理由は衛生状態が悪く、幼いうちに亡くなってしまう子どもが多いためです。
かまどを作ってお湯を沸かすことができれば、
亡くなる子どもを少なくできるのでは・・・ということでした。
確か岸田さんは栄養士で、女性の観点から、
ケニアの女性達に食事の指導や衣料援助など、
さまざまな活動をされていたかと思います。
背筋がピンと伸び、物事をはっきりと言う凛とした素敵な方でした。

岸田さんは今もケニア在住で活動をされていると思いますが、
ちょうど岩瀬がケニアで井戸掘りをした頃も、現地で活動していました。
岩瀬の井戸掘りについては、JAICAでケニアに出向いていた、
大阪水道局の方と、岸田さんのご主人が尽力してくれたと思います。
当時かまどに炭を使用していたかどうかは、よくわかりませんが、
今は色々な所で、炭が使われているようです。

人間は生きていくためには、水も、食事も必要です。
そのためにかまどや炭も全て同じように大切なもの。
それを広めるために、それぞれのスペシャリストがいるということを
たまたま震災後のこの時期に、改めてリマインドさせられたという、
偶然が重なったできごとでした。
現地で困っている人のために、知恵や技術のある仕事人や仕事人に匹敵する方たちが、
伝えてあげられれば、より良く生きていけるのかと思います。
世の中には本当に色々な方がいるのだと、ある意味感動します!










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気づけば春になっていた!! | トップ | ネコがPTSDに! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事