海堂 尊著『極北クレイマー』
「バチスタ」から続く一連の医療小説の一作。
おなじみの姫宮さん、「ジーンワルツ」で取りざたされていた産婦人科医さん、そしてある作品で最後に行方不明になった人が出ています。
バチスタ以外はミステリーではないのですが、つい手に取り読んでしまいます。
三崎 亜記著『刻まれない明日』
現実と似ているようで、ちょっと違う不可思議な世界を描く三崎さん。
毎回、今回はどのような世界を魅せてくれるのかと読むのが楽しみです。
10年前、街の中心部にあるその場所から理由もなく、3095人の人間が消え去った。
事件後、町には不思議な現象が幾つか見られるようになった。
そして、10年目の今年、町には新たな変化の兆しが。
町が消えるお話というので「あれ?」と思い、更に序盤に『異邦郭』が出てきて「もしかして?」と思ったら、終盤に明確にされていました。
『失われた町』と同じ世界の話です。
事件に関係した1人の女性を中心に描かれた、愛惜の物語です。
今まで読んだ作品で一番好きかもしれない。
あと「『異邦郭』を中心にしたお話を読んでみたいなあ」なんて思いました。
柳 広司 著『漱石先生の事件簿―猫の巻』
これまでも何冊か読んだ、柳さんお得意の文学作品、実際に起きた歴史的な事件や実在人物を素にしたミステリーシリーズなのですが、『ジョーカー』シリーズを読んだ後だと物足りない感いっぱい。
「バチスタ」から続く一連の医療小説の一作。
おなじみの姫宮さん、「ジーンワルツ」で取りざたされていた産婦人科医さん、そしてある作品で最後に行方不明になった人が出ています。
バチスタ以外はミステリーではないのですが、つい手に取り読んでしまいます。
三崎 亜記著『刻まれない明日』
現実と似ているようで、ちょっと違う不可思議な世界を描く三崎さん。
毎回、今回はどのような世界を魅せてくれるのかと読むのが楽しみです。
10年前、街の中心部にあるその場所から理由もなく、3095人の人間が消え去った。
事件後、町には不思議な現象が幾つか見られるようになった。
そして、10年目の今年、町には新たな変化の兆しが。
町が消えるお話というので「あれ?」と思い、更に序盤に『異邦郭』が出てきて「もしかして?」と思ったら、終盤に明確にされていました。
『失われた町』と同じ世界の話です。
事件に関係した1人の女性を中心に描かれた、愛惜の物語です。
今まで読んだ作品で一番好きかもしれない。
あと「『異邦郭』を中心にしたお話を読んでみたいなあ」なんて思いました。
柳 広司 著『漱石先生の事件簿―猫の巻』
これまでも何冊か読んだ、柳さんお得意の文学作品、実際に起きた歴史的な事件や実在人物を素にしたミステリーシリーズなのですが、『ジョーカー』シリーズを読んだ後だと物足りない感いっぱい。