主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2010-02-05 09:29:14 | 読書
ゲームばかりして、ほとんど読んでいません。
昼間にメガテンをやると、なかなか手離せないわよ。

真藤 順丈著『庵堂三兄弟の聖職』
第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作だったという記憶だけで借りました。
内容は覚えていなかったけど。

遺体を加工して製品を作り出す「遺工」を家業とする庵堂家。
長男が跡を継ぎ、少々問題を抱えた三男は長男の手伝い。
次男は都会で普通の仕事をするも、その生活に違和感を抱える日々。
父親の七回忌を目前に次男が帰省し、久しぶりに三兄弟が集まって・・・。

というお話です。
うーん、ホラーって言うからね、こうおどろおどろしい何かを期待していた訳ですよ。
だけど、職業が「遺工師」っていうだけで、その仕事ぶりがちょっとスプラッタなだけで、あとは家族愛の物語ですよ。
ちょっと肩すかし。

中野 不二男著『暮らしの中のやさしい科学』
長男用に借りて、ついでに私も読みました。
これも外した感。
純粋にエッセイだった。
自分が疑問に思ったことが書いてある「だけ」が多い。
その解答も書いてよ!
「横たわる天の川」の章は感心したけど。
芭蕉の
「荒海や 佐渡によこたふ 天の川」
の句を満たす季節が無いというお話。
夏の夜空、「天の川は、日本海に向かっていつも滝のように流れこんでいる」らしいです。
では、いつなら「横たわる」のかと言うと6月頃らしいです。
舞台近くに住んでいたからこそ思い浮かぶ疑問ですね。
素直にそういう物としか思っていなかったわ。
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2 コメント

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兄弟愛が、良かったんですけど。 (すず)
2010-02-08 08:53:53
>『庵堂三兄弟の聖職』
 心温まるお話でしたねぇ(ちょっと違う)確かに「ホラー」では無いように思います。でも、「スプラッタ」とも言い切れず。この職業設定でなくとも、家族愛を描ける力量だろうに、やっぱり賞を獲ろうとインパクトある設定にしたんでしょうか?この次に書かれた『地図男』も設定が凝っていたから、こういうスタイルなんでしょうね。
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Unknown (ペンタ)
2010-02-09 08:47:13
おはようございます。
>『庵堂三兄弟の聖職』
話としては悪くないのですが、ホラーとしては肩すかし。
ホラー大賞と思わずに読んだら、こういう不満は無かったと思います。

>『地図男』も設定が凝っていたから
それは気になりますね。
それもチェック入れておこう。
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