ゲームばかりして、ほとんど読んでいません。
昼間にメガテンをやると、なかなか手離せないわよ。
真藤 順丈著『庵堂三兄弟の聖職』
第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作だったという記憶だけで借りました。
内容は覚えていなかったけど。
遺体を加工して製品を作り出す「遺工」を家業とする庵堂家。
長男が跡を継ぎ、少々問題を抱えた三男は長男の手伝い。
次男は都会で普通の仕事をするも、その生活に違和感を抱える日々。
父親の七回忌を目前に次男が帰省し、久しぶりに三兄弟が集まって・・・。
というお話です。
うーん、ホラーって言うからね、こうおどろおどろしい何かを期待していた訳ですよ。
だけど、職業が「遺工師」っていうだけで、その仕事ぶりがちょっとスプラッタなだけで、あとは家族愛の物語ですよ。
ちょっと肩すかし。
中野 不二男著『暮らしの中のやさしい科学』
長男用に借りて、ついでに私も読みました。
これも外した感。
純粋にエッセイだった。
自分が疑問に思ったことが書いてある「だけ」が多い。
その解答も書いてよ!
「横たわる天の川」の章は感心したけど。
芭蕉の
「荒海や 佐渡によこたふ 天の川」
の句を満たす季節が無いというお話。
夏の夜空、「天の川は、日本海に向かっていつも滝のように流れこんでいる」らしいです。
では、いつなら「横たわる」のかと言うと6月頃らしいです。
舞台近くに住んでいたからこそ思い浮かぶ疑問ですね。
素直にそういう物としか思っていなかったわ。
昼間にメガテンをやると、なかなか手離せないわよ。
真藤 順丈著『庵堂三兄弟の聖職』
第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作だったという記憶だけで借りました。
内容は覚えていなかったけど。
遺体を加工して製品を作り出す「遺工」を家業とする庵堂家。
長男が跡を継ぎ、少々問題を抱えた三男は長男の手伝い。
次男は都会で普通の仕事をするも、その生活に違和感を抱える日々。
父親の七回忌を目前に次男が帰省し、久しぶりに三兄弟が集まって・・・。
というお話です。
うーん、ホラーって言うからね、こうおどろおどろしい何かを期待していた訳ですよ。
だけど、職業が「遺工師」っていうだけで、その仕事ぶりがちょっとスプラッタなだけで、あとは家族愛の物語ですよ。
ちょっと肩すかし。
中野 不二男著『暮らしの中のやさしい科学』
長男用に借りて、ついでに私も読みました。
これも外した感。
純粋にエッセイだった。
自分が疑問に思ったことが書いてある「だけ」が多い。
その解答も書いてよ!
「横たわる天の川」の章は感心したけど。
芭蕉の
「荒海や 佐渡によこたふ 天の川」
の句を満たす季節が無いというお話。
夏の夜空、「天の川は、日本海に向かっていつも滝のように流れこんでいる」らしいです。
では、いつなら「横たわる」のかと言うと6月頃らしいです。
舞台近くに住んでいたからこそ思い浮かぶ疑問ですね。
素直にそういう物としか思っていなかったわ。
心温まるお話でしたねぇ(ちょっと違う)確かに「ホラー」では無いように思います。でも、「スプラッタ」とも言い切れず。この職業設定でなくとも、家族愛を描ける力量だろうに、やっぱり賞を獲ろうとインパクトある設定にしたんでしょうか?この次に書かれた『地図男』も設定が凝っていたから、こういうスタイルなんでしょうね。
>『庵堂三兄弟の聖職』
話としては悪くないのですが、ホラーとしては肩すかし。
ホラー大賞と思わずに読んだら、こういう不満は無かったと思います。
>『地図男』も設定が凝っていたから
それは気になりますね。
それもチェック入れておこう。