今回の生徒さんはスポーツ塾ツアーが集った3泊4日200人と
5泊6日40人のうちの前者、担当したのは小学校高学年の男子7名でした。
全員がSAJジュニア(jr)3級をすで取得していて次の2級を目指す班でした。
講習内検定によるSAJ/jr2級の合格基準は
・回転技術として大回りターンが連続してできる 中~中急斜面
・回転技術として小回りターンが連続してできる 中斜面
志賀高原ではこの「回転技術として」は「パラレルで」と置き換えていますので
早い話「中~中急斜面でパラレルの大回り、小回りが連続してできるレベル」となります。
別途、この塾が独自に設けている級はより具体的です(6級以下省略)。
5級:(練習目標)斜滑降練習、ターン後パラレルスタンスをとる練習など
(検定合格基準)ターン後のパラレル姿勢や谷足荷重ができる
4級:(練習目標)ターン後の円滑なスキー操作練習、スピード調整練習など
(検定合格基準)円滑なターンと体重移動のエッジ切り替えができる
〔ここまでSAJ/jr3級相当〕
3級:(練習目標)左右均等の回転ターンの練習、パラレルスタンスを保つなど
(検定合格基準)スキーを平行に保ちスピード滑走できる
2級:(練習目標)直線的な滑走ライン、ストックワークによりタイミングをとる
(検定合格基準)荷重、抜重でのスピード感のあるターン
〔ここまでSAJ/jr2級相当〕
1級:(練習目標)雪面をとらえた小刻みなターン、バランス・スピード調整など
(検定合格基準)斜面に応じた滑りとターン、スピード調整ができる
〔これでSAJ/jr1級相当〕
この基準を見てもSAJ/rj3級までは少し開いたパラレルで可
jr2級になるとほぼ基本的なパラレルが求められるということになります。
3つのjr1級受験班の次が私の班だったこともあり
jr2級受験の結果5名が合格しそのうちの3名が私の班でした。
ちなみに、jr1級合格者は僅か1名でした。