ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

隠れていること

2005-08-06 02:41:16 | Weblog
ゲイは社会通念からの抑圧で自分の事を隠すように仕向けられていて、それは自分を見失ってしまうかもしれないほどに自分を偽ってしまう。

本当の自分は奥の奥へ仕舞い込み、異性愛者の振りをして生きいていく。
社会は当たり前のようにそう求めてくるように感じるし、
ゲイの存在を、一個の個人である人間の存在を平気に抹殺する。

そんな社会でゲイであることを隠して何が悪い?とは思う。
自己防衛ってやつだ。

自己を表現するのにゲイとヘテロ(異性愛)を使い分ける、
ジキルとハイド!

人間さまざまな顔を持っているのだから、
ゲイであることをそんなに重要なことと考えないで
個性の一部くらいにとどめて理解したのでよいじゃないか!
とかもっともな風に自身の欺瞞を正当化する。

生きる知恵なのだろうが、それではノンケ社会の思う壺だ。
なんで俺が社会をふまえて自分を殺して生きていかねばならないんだ!?!?
おかしいじゃないか!!と思うんだ。

普通にゲイが存在するってことを表現してみたらどうだろうってね。
そこから始まるのじゃないか?って。

実は俺たち自身が恐ろしがっていて自分をひた隠ししているけど
本当にカミングアウトしたら社会から抹殺されるのかな?
本当にそんな恐ろしいことを身近な人間にできるのかなー?ってね。

ゲイ自身が社会を変えて切り開こうとしない限り都合のよい社会など来ない。
コメント
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