ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

自殺者数と平和ボケ?

2006-01-07 16:47:30 | Weblog
作家・辺見庸が今日の愛媛新聞で面白いことを書いていた。
共同通信の記事だから読める人も多いと思う。

イラク戦争における戦死者数は2003年の開戦以来、約31000人。
その多くは民間人で爆撃や戦闘に巻き込まれて殺されている。

ところが、日本の自殺者数はここ7年連続して毎年30000人を超える。

どちらも不条理な死だと。

毎日80人もの人が自死しているこの日本は本当に平和なのか?
死者数だけを見れば、これは戦争状態ではないのか?と言うのだ。

現代日本は「精神の内戦」といった内面の戦時下にいると。

自殺論を書いた社会学者によれば、戦争状態の時には自殺は減る傾向にあるらしい。
平和は人々を自殺に誘う死の花が咲き競っているのか?

社会規範が緩くなるとか自由すぎると起きる、自然現象であるとする学者も。
社会的な制約が強ければ激しく反発、緩くなればなったで生きる方向性を失って自死に向かう人が現れる。

ついでに自爆テロという名の自殺についても述べ、対抗しようとするアメリカも結局は自滅の道をたどるだろうとも。

この文章を読んで思った。
俺も妙な不安に付きまとわれているんだ。

あまりにだるく緩い社会に対し、人間は無意識のうちに戦争を望むようになるのではないか?
それは頭で捉え、冷静に解決できるようなものではないものとなって、集団ヒステリー化していく????

げろげーろ!

妄想ついでに、
抑圧下にあることで権利の獲得に邁進する立場にあるオープンなゲイは、自ら生きる実感を感じ、
権利を当たり前としているヘテロは
自己確認ができず、また希望を描けず、モラトリアムし、熟年離婚に悩み、虐待し・・・

いやいや妄想ですよ。はい。
コメント
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