ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

街宣車の大行列

2006-01-12 01:22:35 | Weblog
勤め先の近くに朝鮮総連の事務所や北朝鮮系の金融機関があるものだから、毎日右翼の街宣車が来て叫んでいる。

今日のはなかなか強烈だった。
通りの端から端まで黒や白のイカメシイ街宣車が何台も占め、暴言を叫びまわった。

でも今日の右翼はいつもより強烈だった。
それは酷い暴言の数々を街中に響き渡らせる。
気分が悪いけれどこんな感じを何台もの街宣車があわせて劈くような音で一斉に叫ぶのだ!

「殺せ!殺せ!北朝鮮!」
「北朝鮮は出て行けー!出て行けー!」

ついでに「警察よ、この公僕!お前ら日本人を守らんと北朝鮮を守るのか!市民の皆さん、これが警察の姿ですよ」・・

自分たちで渋滞を引き起こしながら、警察に指導で停止させられると大行列が停止するから、もっと道路を混乱させて警察を困らせている。

「こら!警察、しっかり旗振り誘導してやらんか!渋滞で大混乱してるぞ!」

殺せ!怒号、それはひどい暴言の数々を撒き散らしていた。
近所の人の中には頭にきて叫びだす人もいたりと、精神崩壊状態が巻き起こる異常事態となっていた。

警察も出て待ち構えているが、条例違反と言っても音の大きさくらいで取り締まるしかないようだ。
音の大きさを測る機械などを使い、条例違反だと停止させ口頭注意をしたり、看板による警告を出したりしてみたりしてた。

なんとも役に立たない指導に見ている方も呆れるというか憤る。
毎度のことであり、警察も仕方なく対応してるってパフォーマンスなのだろうか?

ギリギリ政治活動となっているので取り締まりにくいのだろう。
警察も法律や条令に添ってしか対応できない。
これが限界なのだろう。ここからは市民が考えなければならないに違いない。

いくら政治活動でも、殺伐とさせる暴言をあんな拡声器を使って言い放つことを許してはならないと思う。

この街の、いや日本の品位にかかわることだと思う。
全く愛国的でもないし、武士道や大和魂の美しさからも外れている。

どこかの市が去年、街宣車の活動で暴言を禁止した条例を作ったところがあると聞いたことがある。
決まりを明確に作り、表現の自由の主旨も守りながら、そうしていくべきだろう。

暴言の雄たけび、酷すぎる。
拉致問題に乗じて好き勝手言ってもらっちゃあ困る。
先日やってたジェンキンズさんのドラマをネタにして、怒号の合間に優しい声で市民に付け入ろうとしていた。「先日のドラマを見た人も多いでしょう・・」

静かな街でも、あのような暴言が拡声器で飛び交うと、酷く心が荒んで行く、
通りを歩く市民の顔つきも険しくなる。

そろそろ、一般市民からそういう声を上げていかねばならないのではないか?と真剣に思ってる。
こんなに元気良く暴れているのは俺の街だけかな?皆さんの地域はどうですか?
コメント
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