ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

「交渉人・真下正義」「逃亡者・木島丈一郎」

2006-01-26 01:29:10 | Weblog
交渉人は去年5月に映画館で、逃亡者は年末の企画ドラマで見た。

交渉人はとてもスピーディな展開と、すべてがラストに集約していく爽快感がたまらなく、また踊るシリーズらしいノリの良いお気に入りの作品だ。

東京の地下鉄が暴走する設定で、そのドキドキ感といえばたまらない。
しかし昨年春にあったJRの事故も生々しい時期で、事故シーンには目を見開いた。
時期的にこのネタはまずいか?と思えたが映画的には凄く盛り上がってしまった。
もしかして、この映画が予定通り公開できたのは小泉Jrの出演の賜物かなあ?
都市パニックモノって好きなんだよ、だからハマった。

輻輳する伏せんがすべてボレロのあわせて最後に集約していく様は「うまい!!」の一言。
地下鉄に働く人々の様子をうまく見せて、労働者の凄み、かっこよさを伝えているところなど、とてもすばらしい出来だと思う。

東京の地下鉄のすごさを改めて思い、去年東京に行ったときに地下鉄博物館まで行ってしまった。
彼氏にそこへ行くぞ!と言うと、ちょうどドラマで流行ってた「電車男??」(電車マニアの)としてのレッテルを俺は貼られることになったが・・・。

夏に公開された「容疑者・・」が展開のノリ的に好きでなかったので残念に思ってたが、この年末の「逃亡者・」でまた盛り上がった。

「交渉人」で始めて出てきた愛すべきキャラ、木島丈一郎に焦点をあて作ったスピンオフのスピンオフ映画。
交渉人は2004年のクリスマスイブの日を描いているが、ちょうどこの日に向かって「逃亡者」は描かれていくのだ。

これまたいろいろな事が分かっていってシリーズが好きな人にはたまらないのです。今度は「逃亡者」「交渉人」の流れで見直したくなること請け合い。

内容的にも木島の男を上げる、というか出演の寺島進がますます株を上げました。彼はどんどんいい俳優になっていくねえ。

そんなことで年末にいいプレゼントをもらいました。
この2作品をあわせた特別版がDVD発売されているそうです。商売上手です。
コメント
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