ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

「王の男」

2006-02-02 23:42:23 | Weblog
韓国の映画で「王の男」という作品が大ヒットしているらしい。
大統領まで観にいったとか。

この映画は朝鮮王朝時代、王に使える宮廷芸人の男と王が同性愛関係となり、後宮の嫉妬うごめく物語らしい。

権力への痛烈な風刺も人気の要因とか。
その映画のヒットにより、新聞各紙はこの映画をテーマに同性愛特集が組まれたりしているらしい。

中には同性愛は自然なことでと肯定的にとりあげるものも多いとか。
あの男らしいことを由とする文化の国で状況の変化が見られると言うことかな?

これまた興味深そうな映画の登場でしょう?
日本公開は何時だろうか。

また、「ブロークバック・マウンテン」は先日のアカデミー賞ノミネート発表で最多の8部門ノミネートされ、本命との声が高い。

政治的な意味合いもあってハリウッドが相当肩入れしているような話も聞くので本当に作品賞とる可能性も高いようだ。

たぶん今年はその影響もあって、日本でも同性愛を描く映画に注目があたり、なにかとゲイの話題が多くなると思われる。

もし、アカデミー賞を捕ったものなら日本のマスコミがどのように作品を紹介するのか?
とか毎年2月3月にNHKBSやWOWOWがアカデミー賞特集するが「ブロークバック・マウンテン」もこれから毎度取り上げられることになるのか?
とか想像するとワクワクしてくる。

「フィデルフィア」がアカデミーに取り上げられたことで、その後のHIV・ゲイ差別に多大な影響が与えられたことを思い出す。

隣の韓国でも、ちょうどこの時期に同性愛を扱う映画が出来た。
さて日本はどうなっている?

「メゾンドヒミコ」じゃ駄目なんだよなあ。
相当に仕組んで社会をゲイ容認、権利擁護に向かわせるパワーを持った内容の映画、そういうのを日本でも今作れればいいチャンスなんだけどなあ。
コメント
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