ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

愛媛県知事選挙始まったけどさっ(悲)

2007-01-06 00:53:19 | Weblog
愛媛県知事選挙は仕事始めの1月4日に告示という、なんとも忙しい日程で
始まりました。

そんなことで俺たちのやっているアンケートも、年末年始を挟んだから
回答を急かすことが出来ないままに告示を迎えることになりました。

結局回答いただけたのは共産党系の立候補者のみです。

元県会議員の一人が、突然立候補したもんだから、こちらにも急ぎ
アンケートを送ったが、締め切りまでに回答は無かったです。

時間がなかったとはいえ、少しは今までとは違う意識を持っている人かなと
思って期待したけれど残念でした。

現職の知事には再三回答をお願いし、窓口もはっきりしないなか知事室を始め
後援会事務所などにも送付、いろいろなルートでお願いしたけど回答いただけ
なかったです。

とりあえず、質問内容と回答者の回答はこちらにあります。
アンケートの質問を思いながら、これからの選挙戦を眺めてみるのもいいかも。

ぜひご覧ください!!
松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05

しかし、政治家たるもの自分の立ち位置を明確にして
このようなアンケートにもちゃんと答えるべきだと思うけど、どうしたものか。

こうやって見てくると、ちゃんと答えてくる共産系の方々は
事務もしっかりしているのだろうなあと感心してきますが、
これを当たり前にして欲しいですよね。

こういうことを許してる市民も市民なのだろうねえー
答えないことが普通くらいに思い込まされているもんね。
マスコミからの情報だけでは何も分からないもん。

何も分からないままで選択させられる・・そんなあ

さて、俺が学生だったころに県議をやってた方に
県議と知事の関係を聞いたことがある

知事は絶対君主で県議はその駒にもならぬほどの吹いて飛ぶような存在
雲泥の差、知事の言うことを聞かないと仕事をさせてもらえない・・
と言っていたのを思い出す。

だから地方自治ではほとんどの議員が与党側になるのですね。
選挙のときも知事になるだろう人を応援しておかないと後が大変。

だから数の多い自民党などの中で知事を誰にするかが決まってしまえば
それに皆が従うしかなくなっていく。現職者の再選となればなおさら。

こうやって市民にはまったく選択をすることの出来ない選挙が行われることになる。

今回の選挙も知事の意向でお金のかからない選挙を目指していると言う。
聞こえはいいけど争いの無い選挙、県民を分断しない争点のない選挙のことだ。

今回は元県議が立候補することで共産以外の選択肢が出てきた。
しがらみの無い選挙をと訴えるという。
一人会派でしがらみが無いように見えるこの第3の候補も、与党側の立場でいた。

現職への批判票が相当数集まるかもしれないが、市民にはいまいち何物か
分からないし、大票田の松山では知名度がないので当選することは無いだろうとか。

現職としては、一定数以上の得票差をつけて
明確な信任を得た形にしておく必要があるとか。

もっと市民に判断をさせてもらえる選挙であってほしいが
そうさせないようにうまく出来ているなあとつくづく思う。

本当に馬鹿にされたものだけど、これで良いのでしょうか?
コメント
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