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ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

レポート2「日本解放社会学会大会in松山」

2007-09-09 02:08:57 | Weblog
今回の日本解放社会学会大会では様々な差別問題の解決差別問題の解決・人間解放の達成をめざす解放社会学を研究した成果が報告されています。

自分の記事ではセクシャルマイノリティのことばかりのように書いてますが
様々な差別問題のひとつとしてテーマに上げられています。

今回でも、在日・不登校・ハンセン病・問題・ホームレス
とセクシャルマイノリティ以外のこともたくさん報告されています。

それでも、2日間の日程のうち、どちらも午後はセクシャルマイノリティに
ついてで話されるという大きなテーマになっていました。

2日目の今日も午後からの自由報告部会に参加させていただきました。
7名の報告者のうち6名がセクシャルマイノリティに関係する内容でした。

人権擁護法案の審議過程で「性指向」がどのように扱われていったか?
「選択可能な趣味趣向」とされる考えにより性指向が削除される方向に傾いた
展開や、そのような流れの中でも性指向を選択できると考えられないと
戻していった過程の話とかが興味深かった。

明治期の日本は男色に寛容であったのは本当か?という歴史を研究し
女学校の設立あたりから男女交際が問題となり「恋愛=結婚=家庭」という
モデルケースが作られるようになり、男同士の男色は「まがいもの」になって
いった・・といった歴史好きには興味深いお話。

府中青年の家事件があった当時の週刊誌の扱われ方
生活者としてのゲイ男性のライフヒストリー

レズビアンの場合でパッシング(カミングアウトをしないでいる人たち)
をすることの意味・・

などなど今日も大変興味深い話を17:30までたっぷり聞くことができました!

本当にいい勉強になりましたよ。

学会が終わったあと、全国から来たゲイの研究者の皆さんと街へ出てお食事へ
楽しい話がきりなく続いたのでした!

報告書見直して、しっかり勉強しておきたいと思います!


★★9/9はいよてつ高島屋へ!!★★

「ふれあいフェスティバル2007」
9月9日(日)10-17時 松山市、いよてつ高島屋7~9Fで
人権啓発イベントが開催されます。

レインボープライド愛媛では様々な人権問題としてセクシャルマイノリティを
意識してもらうきっかけにと、レインボープライド愛媛のチラシを会場に
置いてもらうように手配しました。
どこかにあるはず!!探しに行ってみてください(笑)

9日はいよてつ高島屋内で、人権啓発のいろいろなイベントが用意されているようです!
ぜひ寄ってみてくださいね!

「ふれあいフェスティバル2007」
http://www.pref.ehime.jp/h15900/1185660_1941.html
↓PDFチラシ
http://www.pref.ehime.jp/ICSFiles/afieldfile/2007/08/07/1_tirashi2.pdf
コメント
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