9月21日、松山市議会においてセクシャルマイノリティ関連の一般質問があった。
自分も昼休み時間を利用させてもらって傍聴してきた。
初めて市議会の議場に入った。
写真のように、壇上には理事者と言われ市長を始め各部署の部長たち
それに向かう形で議員たちが座ってる。
この議場の席のつくりを見れば、理事者側をチェックする為に
議員は存在しているのだと分かる。
セクシャルマイノリティの質問が行われたことは、松山市議会では初めての
出来事であったのではないだろうか?
武井たか子市議の質問枠は17分。
限られた質問時間の中で、私たちのことも取り上げていただいたのだ。
松山市議会議員 武井たか子
http://www.takei-takako.jp/
(1)母子家庭の自立支援策について
(2)難病対策について
(3)セクシャルマイノリティへの理解と教育について
(4)中高生の居場所つくりについて
この4つの項目を質問されましたが、セクシャルマイノリティの質問に及ぶと
少し議場がざわめいた。
①セクシャルマイノリティの松山市の見解について
②市長はセクシャルマイノリティの人権上の課題をどう考えているか?
③正しい知識を持った相談窓口とその広報について
④学校教育にける取り組みについて
⑤社会全体への啓発の進め方と基本方針の見直し
市長からの回答を求めた②の質問の時は、議員たちの一部がざわめきだし
市長も困ったなという顔をして議員の皆さんに同意を求めていました。
結局、市長が直接答えたのは(4)のみで、残りは関係部長に任せていた。
②で市長への質問をしたのだが無視した形。
そのように、なんらかの偏見を議会内に感じながらも質問スタート!
まず、①の質問に対する市側の回答は、とても素晴らしいものでした。
市民部長からセクシャルマイノリティについての見解
WHOで同性愛者は治療も対象ではないことではないこと、
多様な性の一形態であり、認め合うことが肝要と明言。
人権問題としてのセクシャルマイノリティについても、
他の人権問題と同様に取り組んでいくと明言。
④の学校教育での取り組みは、教育委員会事務局長より回答
「発達段階に応じて教育する」という定番のはぐらかしで意味不明。
これでは質問の回答になっていないので、食い下がり
「発達段階に応じたらセクシャルマイノリティのことは教えなくていいのか?」
との質問をするが、また同じく「その実態に応じて適切に指導する」との
そっけない返答が返ってきた。
ここは、性教育としての限界なのだろう。
次回は人権教育としてのセクシャルマイノリティの取り組みはどうして行くか?と
質問した方がいいかもしれません。
とりあえず、今回は松山市としてセクシャルマイノリティを
異常とは捉えていないこと、人権問題としての課題としていくこと
これがはっきりと市議会で記録になったことは、とても意義ある歴史的な質問になりました。
武井市議には頑張っていただきました。ありがとうございます。
見解の相違だ!など腰を折るような野次を言う議員もいるのですね。
議員と市側理事者とが対峙していくのが議会なのに妙なもんですね。
一部の議員ですが、質問者へやる気を削ぐような野次、
当事者としていたたまれなくなるような、なんだか分からない反応やざわめき
なぜこんな質問をするのだ?と言わんばかりの文句など嫌なもんですね。
一部の議員だけが率先している行動だと思うのですが、
なんとも議場の雰囲気を妙なものに変えていってね
セクシャルマイノリティのことなど向き合いたくないと言った感じで
議場のムードを煽る人がいるのですよ。
それを多くの議員も放置すると言うのもどうなのかなあ?
そういった態度ひとつをとっても、当事者を肩身狭くさせていくのですが
それが狙いなら許せないなと言う気持ちになる。
市議会は地元のケーブルテレビでそのまま放送しています。
テレビですべて中継してても現場の状況はほとんど伝わってませんね。
小さな野次とかマイクでは拾ってないし
テレビでは聞こえないこと、見えないことがたくさん。
びっくりすると共に、議会の会話になってないような回答のやりとりに
理事者を前にして議員というのは、ほとんど無力な存在だなあとも実感した。
オール与党と言われ、儀式としての議会参加?となっている多くの議員の皆さんも
あれでは存在理由が疑われるので奮起して欲しいものだ。
今回の市議会の中継は録画してあります。
またじっくり見直してみたい!!
そして他の議員の皆さんも、ぜひセクシャルマイノリティへの理解と支援をお願いします。
自分も昼休み時間を利用させてもらって傍聴してきた。
初めて市議会の議場に入った。
写真のように、壇上には理事者と言われ市長を始め各部署の部長たち
それに向かう形で議員たちが座ってる。
この議場の席のつくりを見れば、理事者側をチェックする為に
議員は存在しているのだと分かる。
セクシャルマイノリティの質問が行われたことは、松山市議会では初めての
出来事であったのではないだろうか?
武井たか子市議の質問枠は17分。
限られた質問時間の中で、私たちのことも取り上げていただいたのだ。
松山市議会議員 武井たか子
http://www.takei-takako.jp/
(1)母子家庭の自立支援策について
(2)難病対策について
(3)セクシャルマイノリティへの理解と教育について
(4)中高生の居場所つくりについて
この4つの項目を質問されましたが、セクシャルマイノリティの質問に及ぶと
少し議場がざわめいた。
①セクシャルマイノリティの松山市の見解について
②市長はセクシャルマイノリティの人権上の課題をどう考えているか?
③正しい知識を持った相談窓口とその広報について
④学校教育にける取り組みについて
⑤社会全体への啓発の進め方と基本方針の見直し
市長からの回答を求めた②の質問の時は、議員たちの一部がざわめきだし
市長も困ったなという顔をして議員の皆さんに同意を求めていました。
結局、市長が直接答えたのは(4)のみで、残りは関係部長に任せていた。
②で市長への質問をしたのだが無視した形。
そのように、なんらかの偏見を議会内に感じながらも質問スタート!
まず、①の質問に対する市側の回答は、とても素晴らしいものでした。
市民部長からセクシャルマイノリティについての見解
WHOで同性愛者は治療も対象ではないことではないこと、
多様な性の一形態であり、認め合うことが肝要と明言。
人権問題としてのセクシャルマイノリティについても、
他の人権問題と同様に取り組んでいくと明言。
④の学校教育での取り組みは、教育委員会事務局長より回答
「発達段階に応じて教育する」という定番のはぐらかしで意味不明。
これでは質問の回答になっていないので、食い下がり
「発達段階に応じたらセクシャルマイノリティのことは教えなくていいのか?」
との質問をするが、また同じく「その実態に応じて適切に指導する」との
そっけない返答が返ってきた。
ここは、性教育としての限界なのだろう。
次回は人権教育としてのセクシャルマイノリティの取り組みはどうして行くか?と
質問した方がいいかもしれません。
とりあえず、今回は松山市としてセクシャルマイノリティを
異常とは捉えていないこと、人権問題としての課題としていくこと
これがはっきりと市議会で記録になったことは、とても意義ある歴史的な質問になりました。
武井市議には頑張っていただきました。ありがとうございます。
見解の相違だ!など腰を折るような野次を言う議員もいるのですね。
議員と市側理事者とが対峙していくのが議会なのに妙なもんですね。
一部の議員ですが、質問者へやる気を削ぐような野次、
当事者としていたたまれなくなるような、なんだか分からない反応やざわめき
なぜこんな質問をするのだ?と言わんばかりの文句など嫌なもんですね。
一部の議員だけが率先している行動だと思うのですが、
なんとも議場の雰囲気を妙なものに変えていってね
セクシャルマイノリティのことなど向き合いたくないと言った感じで
議場のムードを煽る人がいるのですよ。
それを多くの議員も放置すると言うのもどうなのかなあ?
そういった態度ひとつをとっても、当事者を肩身狭くさせていくのですが
それが狙いなら許せないなと言う気持ちになる。
市議会は地元のケーブルテレビでそのまま放送しています。
テレビですべて中継してても現場の状況はほとんど伝わってませんね。
小さな野次とかマイクでは拾ってないし
テレビでは聞こえないこと、見えないことがたくさん。
びっくりすると共に、議会の会話になってないような回答のやりとりに
理事者を前にして議員というのは、ほとんど無力な存在だなあとも実感した。
オール与党と言われ、儀式としての議会参加?となっている多くの議員の皆さんも
あれでは存在理由が疑われるので奮起して欲しいものだ。
今回の市議会の中継は録画してあります。
またじっくり見直してみたい!!
そして他の議員の皆さんも、ぜひセクシャルマイノリティへの理解と支援をお願いします。