ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

今年最後のティーサロンも無事に!

2009-12-14 03:01:45 | Weblog
13日のれいんぼ~ティーサロンは参加者12名。
うち4名は今日はじめて参加してくれて、遠くは岡山から。
レズビアンの方も2名。

今日もじっくり4時間近いティーサロンでしたが、まだもう少し時間が欲しいくらいでした。

半年振りに参加してくれたゲイの方が、実は異性愛者として生きていくことが出来ないか?と
悩み模索していた、という話をしてくれたので、そのことをみんなで話してみました。

何かヒントになったかは分からないけど、仲間はここにいるよってことは伝わったかなあ~。

異性愛者として結婚や、家庭を持つといった理想的な幸せ道を目の辺りにすると
先が見えない自分たち同性愛者の人生の道順は、不安で自信がもてなくなるもんですよね。

そういった話をじっくりした後で、今日のテーマにしてた
「ヘテロのフリをして生きることの利点」のことも話してみました。

みんなそれぞれに大なり小なり自分を隠して生きているわけですが、隠していること
の利点をあえて書き出してみようかと、ポストイットに手分けして書いて発表してみました。

今日は時間が無かったので、ほんの触りになりましたが
同性愛を隠した方がメリットがあるとすれば、こんなことが出てきました。

・挨拶がスムーズに終われる
・いちいち周囲に説明しなくてすむ
・好奇のまなざしを向けられない
・摩擦を避けられる
・変態扱いされない
・いちいちの説明がしんどい
・理解の無い人と対抗しなくて良い
・付き合い方を変えなくて良い
・周囲の人を悩ませない
・親を不安にさせない
・まわりに迷惑をかけない
・家族のひと波乱を避けられる
・目立たなくすむ
・もし子供が出来た場合、ゲイでないことにしておきたい
・もしかすると異性恋愛が出来るときがくるかもしれないので
・昇格できるかも
・周辺の同性愛への興味に翻弄されないでいられる
・仕事先の同僚とも普通に付き合える

さっと思いついただけでもこのような感じで、どれほどに隠さねばならないか!
ということなんですが、このためには相当な神経を使っているんですよね。
改めてこのように文面に書き出してみると、いろいろ思うこともありますね。

今日はちょっと時間がなくて、書き出されたポストイットをみんなで見直す間が
無かったですが、次回も続きで話してみたいと思っています。

そうそう、こんな前向きなことを書いてくれた人もいましたよ!

・ノンケとして同性への欲望を異性に置き換えてエロ話やのろけを堂々と話せば
エロくて楽しいひとに思われて人が集まる。女を集めれば男も寄ってくる。
そうすれば、警戒されずにノンケを喰える!!!

これにはみんな深く唸ってしまいました(大爆笑)

今回もこんな感じで真面目なことから笑い話まで、じっくり話が出来る時を過ごせました。
参加者同士で次々質問をしあって話題を広げられ、それぞれお話してもらえたので
良かったなあと思いました。

今日も4時間近いティーサロンが時間足らずで終わり、その後は時間がある人で
食事に行きました。食事会は男8名で、さらに突っ込んだ話を広げられました!

今日は皆さんありがとうございました。

次回は1月10日(日)の予定です。
今年最後のティーサロンも26回目。また来年もほぼ毎月続けて行きたいです。
ぜひまたお会いしましょうね~。


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
コメント
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