ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

卒業論文に性同一性障害のこと

2009-12-20 01:22:50 | Weblog
地元の大学生(男子)から、性同一性障害について卒業論文に書きたいので
話を伺いたいとの連絡を受けました。

今日、自分とGIDの当事者の友達との3人で話をしてきたのですが
同性愛者である自分は、性的マイノリティの全般のことは話せても性同一性障がいの
ことは話せません。

でも、せっかくのことなのでどちらにも意識をもって卒論を書いてもらいたいと
思いました。

性同一性障害は、はるな愛や椿姫彩菜の活躍もあってテレビでよく取り上げられるように
なりました。
そのような影響もあって、卒論のテーマに思いついたんだそうです。

ヘテロの学生がいろいろ調べることでどのように見えてくるのか興味があります。

一緒に話に混ざってもらったGIDの彼女から
いろいろあった過去のことや、これからのことなんかを側で聞かせてもらって、
自分も随分と勉強になったし整理になりました。

当事者が自分自身のことで興味を持ったからということだけでなく
このようにヘテロの学生が研究対象にしたいと思ってくれるのもいいですね。

彼の咀嚼によって理解も広まっていくのではないかという期待が沸きます。
若く爽やかな学生の熱心な様子を見ていると、明るい未来も浮かんでくるほどです。

こうやって、地元の大学生もポツポツと関わってきてくれるのすが、
ゲイパレードに参加してみたい!とかそんなきっかけでもいいので、継続的に学生さんと
繋がりを持っていけないものかなあって思ってるんですよね。

興味を持ったらすぐ卒業・・とかじゃないような
そういうの地元学生巻き込んでやれないかなあ~(笑)

じっくり3時間おしゃべりした後、すっかり暗くなった夕方に彼氏くんと合流して
今晩は愛媛大学交響楽団の定期演奏会に寄って来ました。

チャイコフスキーの4番をドキドキ聞きながら、エネルギー充填できた年末の一日でした。

コメント
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