ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

天皇の特別会見問題で気炎を上げる保守派

2009-12-19 03:21:17 | Weblog
すっかり影の薄くなった自民党の今後は、偏狭な右翼政党になっていくのではないか?と
推測していましたが、今回の中国要人への天皇特別会見のごり押しは格好の責めネタと
なっているようですね。

なんとか民主党に流れた保守層を戻したい、そう考える自民党は飛びついています。

政権政党で無くなった自民党に何の結束力があるかと思う中、応援した人たちが一人二人と去る中
それでも応援する人たちっていうのは靖国的な人たちくらいかもしれない。

今回のこの問題も、自民党は自民で天皇を格好の政治闘争に使ってしまわねばいられない
というところが辛いところです。

こういう「不敬」だとかなんとか言うような、時代錯誤なおどろおどろしさがぞろぞろ出てくる風潮へ、
そんな口火を切っていくような社会になっていかないように、民主党もこんな隙を出さないように
してもらいたいもんです。

民主党政権を責めるには「小沢」と「天皇」「アメリカ」とか?
鳩山ママの献金なんて大金持ちのかけ離れた金銭感覚を前にしちゃうと、
こんなの責めても仕方ないほどに思っちゃうところがすごすぎる(トホホ)

小沢の天皇会見への発言は、共感がもてない不遜な言い回しでどうしようもない。
陳情を幹事長を窓口に一手に引き受けるのはいいけど、その陳情をどのように精査して
内閣に上げるかどうか決めるか?その過程をガラス張りにしてもらわないと、ただただ
小沢の思うままのフィクサー政治に見えてすごく気分が悪い。

もう自民党に戻る選択肢は無いほどに見放されているようですが、
小沢のやり方に象徴されるような、自民時代にみたような強権的なやり方との対立軸を
民主党内で出すことができたなら、未来への期待を想像することも出来るのに!って思う
方は多いのではないでしょうか?

昨日の坂の上の雲で書いた記事ではないですが、
もし安倍首元相がいまなお政権を維持していて、この坂の上の雲の放送が始まったとしたら・・・・
どうなってたでしょうね??

とりあえず「坂の上の雲」の放送開始が政権交代後だったことは、
この国の幸いだったかもしれない。
コメント
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