大阪は梅田の浅野日本酒店さんでは、毎週末に蔵元さんをお呼びしてイベントが開催されています、日本酒初心者の私は、いろんなお酒を知りたくて、ちょいちょいお邪魔しています。
そんな中で親父は、つい趣味のピンバッジについて話すのですが、その日は司牡丹酒造の竹村社長が来られていました。
ピンバッジの魅力とそのメッセージ性、残念ながら日本酒のピンバッジが少ないことなど話していたら、竹村社長の口から「船中八策」のピンバッジ考えたいとの言葉が・・・。私も酔っていましたし、竹村社長もずいぶんお飲みになっていたので、嬉しさと本当?の気分が混ざり合い帰宅しました。
それから数か月、すっかりそんなことを忘れてたころ、司牡丹酒造さんからの封書が届いていました。「ひょっとして?」と思い開封した処、でてきました!
「船中八策 純米超辛口」のピンバッジです。
お酒のラベルそのままのデザインに、蛍光色の文字は蓄光インクを使う凝りよう。
台紙の坂本龍馬の立像写真に裏面の解説も効いています。素晴らしいですね!
中学生の頃に読んだ司馬遼太郎の『竜馬がいく』、実在の坂本龍馬をモデルにした小説でフィクションであると知りながらも、あまりに魅力的的で、生まれて初めて夜の明けるまで夢中になって読んだ小説でした。
龍馬が起草し、長岡健吉が正文化したとされる伝説の「船中八策」、これを純米超辛口に醸した司牡丹、まさに高知のお酒です。
このピンバッジを見るだけで、カツオのたたきで「船中八策」を一杯やりたくなります。