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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
「いいよっ!」
いとも簡単に、ゴキオーラが答えたので、みんなはずっこけた。
どこまで、この状況を把握しているのか。
頭は、すべて食い物のためにしか、使わないのだろうか。
そのうち、キヨヒメたちが、血の気のない、こわばった顔をして
肩で息をしながら帰ってきた。
私は、二人のことを忘れかかっていた。
何とも気楽な立場なのだろうと反省すること、しきりである。
二人とも、綺麗な顔つきが台無しであった。
掻き傷も残っている。
「二人とも、ご苦労さん。よく戦ってくれたね。
お陰で、ブラック・マースたちの邪魔が入らずに、
こちらの作戦はうまくいった。上出来ですよ」
つづく