copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
平成はじめのころです。
* イニシャル・セット
御み頭のクリアー、謹んでお願い申し上げます。
* 前置き
私の名前は、流休人。
背が低いので当然足は短いのです。
ピカ輪(巷では、団塊とも)の世代の、
3人の子持ちのヒラ会社員で
あります。
{利好虎(リストラ)の絶好物・・
誰ですか、そんなこと言うの!}
そう、どこにでも転がっているような
平凡なオッさん、なのです。
で、通称はオッさん、あだ名はドン作。
このあだ名は、根がドン臭いため
進呈されたものであります。
残念ながら、命名者の名前は
忘れてしまいました。
忘れてはしまいましたが、
あだ名だけが言魂となって
まとわりついております。
まとわりつけば、いつかは愛着も
起きるのでしょうね。
今では、この呼び名にも
すっかり耳慣れてしまいました。
また、30前に長女の友達から、
オッちゃんと呼ばれたあの衝撃も、
記憶の彼方へ遠ざかっております。
近ごろでは、このオッさんの世界に
安住の地を見出だしているとで
も申せばよいのでしょうか。
このドン作オッさんが、
私には、よく似合っているように思えます。
仮想はてなシリーズは、昭和の終わりから
平成のはじめの頃のお話が多くなっております。
(現在、400字詰原稿用紙にして、数千枚に
なっているのでしょうか。)
* 山辺の道/井のなかの蛙を南紀太平洋へ (001)
(蛙のこえ:オッさんに連れられて大海へ)
大和・三輪山の麓の
山の辺の道の傍に
古い井戸がある。
私は数年前、
その井戸のなかに、
蛙を数十匹投げ込んでおいた。
今日は、その井戸のなかから、
一匹を選びだして、
わが愛車H社製のバイク・Sサヤカで、
熊野灘の太平洋へ連れていった。
彼に、大海を見せたかったからだ。
また、彼がどういう反応を示すのか、
非常に興味があったからでもある。
(蛙のこえ:
オイラの先祖は、大佛供の田圃のなかに
住んでいたそうだ。
ある日、ヘルメットを被ったオッさんがやってきて、
おジイさんや、おバァさんを20匹ほど捕まえて、
この井戸のなかに放りこんだそうだ。
これが不幸だったのか、幸いだったのか。
耕運機・トラックターなどの、
機械モノに脅かされる心配もないし、
鳥や蛇もいない。
食うものには困らないし、
オイラにとって天国のような所なのだ。
それが、今日は上からスルスルと糸が伸びてきて、
その先に見たこともないような、
いい匂いのエサがついていたので、
食らいついてしまった。
何ともはや!
黒ヘルメットのオッさんに箱に入れられて、
とんでもない所に連れだされてしまった。
小さな箱のなかで息苦しいし、
何時間も揺られたので、
すっかり目を回してしまった。)
シーフード 三輪山麓の 古井戸に
投げ込みて蛙 一匹釣りあげにけり
(蛙のうた:見たことも 聞いたことも無い 良き匂いに
つられてパクリと 口が動ける)
169号 走りに走りて 大海へ
井戸蛙を 佇ませたし
(蛙のうた:暗やみに 上下左右の 揺れ小箱
われの生命は 風前のローソクの灯)
何処より 流れ来るか 大波の
波打ち際に 蛙置きける
(蛙のうた:くるくると 回る目をば 引き締めて
四つんばいにて テトラポットと化す)
井戸蛙よ 太平洋は 広かろう
君の頭の回路 暴いてみたし
(蛙のうた:大海と 言っても線が ひとすじに
ただ引かれているだけの しょっぱい海)
蛙君 お前の視野は 広がったか
これぞキラメク 太平洋
(蛙のうた:井戸のなかから 天を見上げて 日日暮らす
その壮大さが アンタはわからぬ )
ち ふ
この項おわり
註)
Sさやかは、爽やか さやかの事です。
Vさやかは、バーチャル さやかの事です。
さやかは、Sさやか、Vさやかとして、
この仮想ストーリィシリーズでは
色々と変身いたします。
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
平成はじめのころです。
* イニシャル・セット
御み頭のクリアー、謹んでお願い申し上げます。
* 前置き
私の名前は、流休人。
背が低いので当然足は短いのです。
ピカ輪(巷では、団塊とも)の世代の、
3人の子持ちのヒラ会社員で
あります。
{利好虎(リストラ)の絶好物・・
誰ですか、そんなこと言うの!}
そう、どこにでも転がっているような
平凡なオッさん、なのです。
で、通称はオッさん、あだ名はドン作。
このあだ名は、根がドン臭いため
進呈されたものであります。
残念ながら、命名者の名前は
忘れてしまいました。
忘れてはしまいましたが、
あだ名だけが言魂となって
まとわりついております。
まとわりつけば、いつかは愛着も
起きるのでしょうね。
今では、この呼び名にも
すっかり耳慣れてしまいました。
また、30前に長女の友達から、
オッちゃんと呼ばれたあの衝撃も、
記憶の彼方へ遠ざかっております。
近ごろでは、このオッさんの世界に
安住の地を見出だしているとで
も申せばよいのでしょうか。
このドン作オッさんが、
私には、よく似合っているように思えます。
仮想はてなシリーズは、昭和の終わりから
平成のはじめの頃のお話が多くなっております。
(現在、400字詰原稿用紙にして、数千枚に
なっているのでしょうか。)
* 山辺の道/井のなかの蛙を南紀太平洋へ (001)
(蛙のこえ:オッさんに連れられて大海へ)
大和・三輪山の麓の
山の辺の道の傍に
古い井戸がある。
私は数年前、
その井戸のなかに、
蛙を数十匹投げ込んでおいた。
今日は、その井戸のなかから、
一匹を選びだして、
わが愛車H社製のバイク・Sサヤカで、
熊野灘の太平洋へ連れていった。
彼に、大海を見せたかったからだ。
また、彼がどういう反応を示すのか、
非常に興味があったからでもある。
(蛙のこえ:
オイラの先祖は、大佛供の田圃のなかに
住んでいたそうだ。
ある日、ヘルメットを被ったオッさんがやってきて、
おジイさんや、おバァさんを20匹ほど捕まえて、
この井戸のなかに放りこんだそうだ。
これが不幸だったのか、幸いだったのか。
耕運機・トラックターなどの、
機械モノに脅かされる心配もないし、
鳥や蛇もいない。
食うものには困らないし、
オイラにとって天国のような所なのだ。
それが、今日は上からスルスルと糸が伸びてきて、
その先に見たこともないような、
いい匂いのエサがついていたので、
食らいついてしまった。
何ともはや!
黒ヘルメットのオッさんに箱に入れられて、
とんでもない所に連れだされてしまった。
小さな箱のなかで息苦しいし、
何時間も揺られたので、
すっかり目を回してしまった。)
シーフード 三輪山麓の 古井戸に
投げ込みて蛙 一匹釣りあげにけり
(蛙のうた:見たことも 聞いたことも無い 良き匂いに
つられてパクリと 口が動ける)
169号 走りに走りて 大海へ
井戸蛙を 佇ませたし
(蛙のうた:暗やみに 上下左右の 揺れ小箱
われの生命は 風前のローソクの灯)
何処より 流れ来るか 大波の
波打ち際に 蛙置きける
(蛙のうた:くるくると 回る目をば 引き締めて
四つんばいにて テトラポットと化す)
井戸蛙よ 太平洋は 広かろう
君の頭の回路 暴いてみたし
(蛙のうた:大海と 言っても線が ひとすじに
ただ引かれているだけの しょっぱい海)
蛙君 お前の視野は 広がったか
これぞキラメク 太平洋
(蛙のうた:井戸のなかから 天を見上げて 日日暮らす
その壮大さが アンタはわからぬ )
ち ふ
この項おわり
註)
Sさやかは、爽やか さやかの事です。
Vさやかは、バーチャル さやかの事です。
さやかは、Sさやか、Vさやかとして、
この仮想ストーリィシリーズでは
色々と変身いたします。