ルイス・バラガンの自邸

この写真を撮ったのは１９９４年１１月。
まだMUSEOにも、世界遺産にもなっていない時です。

ルイス・バラガンの自邸

仕事が急に忙しくなって、２週間以上休むことになりました。
来週からまた上海出張、一ヶ月前に行ったばかりなのに・・・
でも、なるべくこのブログ続けますので、宜しくお願い致します。

写真を整理する時間も無く、とりあえず手持ちの写真をランダムに出す事にしました。収集がつかなくなるかも知れませんが、その時は大目に見て下さいネ。

ルイス・バラガンの自邸の写真です。前にも別の写真を一部出していますが、もう写真が撮れないので、見ていただくにはいいかも知れません。

ルイス・バラガン展のカード

開けると、白い紙の中から色の階段と壁が出てきます。

下に鉛筆で建築家の友人が一言「いつまでもメキシコの建築を忘れないように。」
と書いてありました。

ルイス・バラガン展のカード

年末に片付けをしていたら、出てきました。
前にも紹介したカードですが、何処かに入り込んでしまい、所在不明のままでした。でも、飛び出す絵本的カードだったので出てきたら開いた状態の写真を出そうと思っていました。

以前はスキャナーで撮ったので、色の具合が変でしたが、実際はこんな色です。
何年に展覧会があったかは、書かれていません。会場はメキシコシティのルフィーノ・タマーヨ美術館と裏に書かれてありました。

ルイス・バラガンの作品 ゴンザレス・ルナ邸

階段手摺り部分の詳細写真です。

ルイス・バラガンの作品 ゴンザレス・ルナ邸

明かりとり窓の写真、前回の小さく写っていたのとは別部分です。

ルイス・バラガンの作品 ゴンザレス・ルナ邸

礼拝室内の写真です。

ルイス・バラガンの作品 ゴンザレス・ルナ邸

この階段を上がって行くと、前の写真の礼拝室へとつながります。

礼拝室が住宅の中にあるなんて、ちょっとめずらしいです。
私が見たメキシコの住宅でも礼拝室があるのはここだけでした。
昔の大きな住宅には、結構あったのかも知れません。

ルイス・バラガンの作品 ゴンザレス・ルナ邸

この写真の上部にある天井近くの小さな窓、この形は、マヤ遺跡のピラミッドに見られるものと同じ形をしています。これは光を取り入れる為につけたものですが、メキシコらしさを取り入れようとしているのがわかります。

ルイス・バラガン事務所の家具図面

ファジストルの家具図面です。
この資料は、colegio de arquitectos で、スペインでおこなわれたバラガン展の為の会合があり、その時配布された資料の一部です。

９４年、私はその資料を持って名古屋市立美術館へバラガン展をしないかと、提案話をしに行きました。しばらくして建築の展覧会は今までにしたことがないので出来ないと返事がありました。

名古屋とメキシコシティは姉妹都市でいろいろ美術関係では交流があるようですが、建築については残念ながらダメでした。その時はまだ学芸員もルイス・バラガンという名前も知らなかったようです。