記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

チョルラの遺跡

2018-08-30 | メキシコ
遺跡に興味無い方にはつまらない写真かも知れません。でも興味ある方には楽しんでいただけるかな?

このピラミッドの階段部分の写真ですが、長い階段の左右には帯状になった出っ張りがあり、その中には綺麗な幾何学模様があります。
ピラミッドもオアハカにあるミトラの遺跡のように全部幾何学模様で飾られているものもあれば、カバー遺跡のように神様の顔で埋め尽くされた遺跡もあります。
ミトラの遺跡については、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトにも影響を与えたそうです。

チョルラの遺跡

2018-08-29 | メキシコ
写真はチョルラ遺跡の続きです。

赤茶けた大地にサボテン、これが多くの人が持つメキシコの印象かも知れません。
でもモンテレィなんかは北部が砂漠にサボテンで上記のような印象ですが、南の方は山にか囲まれ日本の風景に似ています。
違う方向に行くだけで違った景色が楽しめるのはいい街です。

ところで最初に言った赤茶けた大地にサボテンという印象は映画からの影響が大きいんじゃないかと思います。
確かに北部はそんな風景で間違いではないのですが、みんながメキシコ北部に旅行したとは思えないのと、アメリカで悪さをした悪党がメキシコに逃げるというのも定番だったからです。

荒野の用心棒とかマカロニウエスタンをはじめ、アラモの戦いを映画にしたもの、パンチョ・ビラを映画にしたものなどいろいろありましたから、それらの影響でメキシコの風景イメージが広まったのでしょう。

チョルラの遺跡

2018-08-28 | メキシコ
メキシコにはマヤ、アステカなど多くの遺跡があります。

チョルラの遺跡はその一つですが、私のような素人にも遺跡の違いはなんとなくわかって面白いです。
また昔の人達がどんな生活をしていたか想像出来るのが面白いんでしょうね。

トルテカとかオルメカ文明がみんな違うように時代も少しずつ違っているのかも知れません。
メキシコの考古学には詳しくないのでこの辺にしておきます。


チョルラの遺跡

2018-08-27 | メキシコ
遺跡の上にある教会に行ってみるとプエブラの町が一望できました。
まちを散策している時、小さな工房みたいな所でおじさんが何やら作業していたので見ていたら、中に手招きしてくれました。
中に入ってみると、おじさんが木彫りのチェスの駒を作っていたのです。

片言スペイン語で何処から来たとか、何で来たとか話したのですが、別れ際にこれあげるよと木彫りのチェスの駒を一個もらいました。
お城の塔を型どったもので今でも持っています。

ほんの短い時間でしたが一生残るいい思い出になりました。

チョルラの遺跡

2018-08-26 | メキシコ
前にも書いたように、スペイン人が入ってきた時ピラミッドは壊され、その上にカトリック教会が建てられました。
写真はその教会の上の方が見えます。

多くのメキシコ先住民はメキシコに伝わる宗教文化と融合しながらカトリックに改宗していったのでした。
11月1日の死者の日もその一つです。
死者の日は、日本のお盆と同じで死んだ人がこの世に戻ってくる日で大きなお祭りがあちらこちらでおこなわれます。

チョルラの遺跡

2018-08-25 | メキシコ
後から紹介するテオティワカンの遺跡ほど敷地は広くありませんが、それでもピラミッドとしては大きいです。
写真にある階段通路からピラミッドの地下部分に入って行けるようでした。

このピラミッドが何の目的で作られたかは不明ですが、太陽を崇拝する人たちが自分たちの生活が脅かされないように拝むため、神殿として作られたのかも知れません。

写真の右下が紫に変色しているのは、スライドの保存状況が悪かったためです。

チョルラの遺跡

2018-08-24 | メキシコ
モンテレィに2週間滞在し、その後バスで南の方に行きました。

メキシコシティにゆく途中、チョルラやグアナファト、サンミゲル・デ・アジェンデなどなど気ままに巡りました。
写真はプエブラ州のチョルラ遺跡。山のようになった遺跡の上には教会が建てられています。
スペインが征服した時、ピラミッドを壊してその上に教会を建てたのでした。
壊したと言っても巨大なピラミッドを全部壊すことは無理で、結局上の方を壊して建築材料を利用したそうです。

下の方は古いピラミッドの上からまた新しいピラミッドを作っているので、中に古いピラミッドが残っているとか。
地下には狭い通路があって、古いピラミッドがわかるよとガイドさんが言っていました。

外にはガラスの箱に入った頭蓋骨が置いてありましたが、39年たった今は多分無いと思います。

岩のレリーフ

2018-08-22 | メキシコ
岩のレリーフの場所は写真のような険しい山に囲まれていました。
リオ・ブラボーという国境にある川からそう遠くはないと思われますが、こんな険しい山があるとは知らなかったです。

アメリカへ不法入国するのを防ぐため壁を作ろうとしていますが、国境全域に作る必要ないと言われるのもわかります。

岩のレリーフ

2018-08-21 | メキシコ
写真は前に続き、岩のレリーフの下の方。
この岩のレリーフを見ている時も熱がありかなりしんどかったのを覚えています。

案内してくれた友人の弟は私の様子を見て、知人の家まで連れて行って休ませてくれました。
風邪薬は持っていたので水を頼んだら、コップに入った濁った水が出てきました。
とりあえずその水で薬を飲み、その後この水どこの?って聞いたら、裏のリオ・ブラボー(川)の水だよって返事。

貧しい小屋のような家には水道なんて無いし、裏の川の水が命だったようです。

岩のレリーフ

2018-08-20 | メキシコ
39年前にモンテレィ訪れた時、友人の弟が釣りに行こうと誘ってくれて遠出しました。
私はその時風邪をひいていて、身体はだるいし熱はあるしでもこんな機会無いと行ってみたのですが最悪でした。

結局釣りはせずに、連れて行ってくれたのがこの岩のレリーフのある場所。
何処だかは全くわかりません。私は身体の調子が悪かったので場所や名前を聞く余裕も無かったのです。
もしどなたか知っておられたら教えて欲しいです。