記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

執務室

2010-07-06 | デザイン
そう言えば何年も前ですがあるクレジット会社の役員室の仕事をさせてもらいました。
大手建築設計会社と打ち合わせながら、無事仕事は完了したのですが、引渡し後2ヶ月ほどして、設計事務所の担当者から電話がありました。開口一番「あのガラスの灰皿入れたのは貴方ですか!!」 「私ではありませんが・・・?」と云う事があって結局、そのクレジット会社の社員の方がその灰皿を置いたのが分かったのですが、何かとても違和感を感じてしまいました。

設計事務所って、そこまで口出しするの? 使う灰皿まで指図出来るの? 建物は出来て、引渡しも完了しているのに? これが住宅だったら、住まう人の選択の権利なんて何も無い。
設計事務所に依頼する時は、その設計者の考え方にとても注意が必要と教えられました。

執務室

2010-07-03 | デザイン
お施主さんの話しでは、この社長室あまり使わないそうです。
取引上のお客様が来た時に使用するぐらいで、通常は旧社屋の社長室を使うだろうと言っておられました。やはり社長としてのステータスの意味合いが大きい場所なのでしょう。

執務室

2010-07-01 | デザイン
執務机、書棚やテーブルなど黒を基調にしていますが、材質はバラバラ。
しかし多く使っているのが、黒のガラス。壁面収納がよく反射しているのは黒ガラスのため。
執務机の前幕板なども黒ガラス。天板は黒御影石と木の黒塗装、そしてステンレスをラインとして使っています。

執務室

2010-06-29 | デザイン
写真は某企業の社長室。
ここでは造り付け家具、執務机、テーブル等のデザインをさせていただきました。
部屋が広いため、通常市販されている執務机では小さいので、大きめの物を設定。
W:2400xD:900xH:700

メキシコ製、照明スタンド

2010-06-24 | デザイン
写真は、メキシコのモンテレィで作った照明スタンド。(商品の箱に貼るラベルを撮ったもの)

25年以上前にラヂアルソーという万能丸ノコで試作し、後に商品化されたものです。
材質はオリジナルは松、内部と天面は乳白アクリルです。しかしメキシコでは松(パイン)は一番安い木材なので、量産品はマホガニーにされてしまいました。白木の良さは、メキシコ人には理解されないのかも。

写真の整理

2010-06-17 | デザイン
少し時間に余裕が出来たので、写真の整理をしています。
でも、無い、無い。LAで撮ったゲッティセンターの写真、1枚も発見出来ず。
リチャード・マイヤー設計の建物はもとより、彼らしいデザインのソファの写真も行方不明。仕方が無い、自分の不注意だから、まぁ、多分捨ててないから何処かから出てくるのを待ちます。

(写真は前の続き。)

環境万博

2010-06-16 | デザイン
上海万博のテーマは、《より良い都市、より良い生活》。
これって私的には、《より良い社会、より良い環境》の方が良いと思うのですが、国が変わるとそうでもないのかも・・・

写真は前の続き。

環境万博

2010-06-16 | デザイン
上海万博は、日本の大阪万博と何が違うのだろうと考えさせられます。

愛知万博と上海万博の間に、スペインで規模が小さいサラゴザ万博がありました。
これもそれなりに水に関する環境をテーマとしていたのに・・・

写真は前の続き。

環境万博

2010-06-16 | デザイン
今上海万博が行なわれていますが、5年前には愛知県で行なわれて見に行かれた人も多いと思います。その時の万博は環境にテーマが置かれ、自然を壊さずに循環させる社会、そんな未来を築こうと云う理念がありました。私もそんな理念に賛同し、そんな未来はどんな風景になるのだろうと創造して、万博会場の絵を描いたのが上の写真です。(お役所から絵の依頼があったワケではありません。) 

もちろんこの絵は現実にはなりませんでしたが、今現在の上海万博にそんな理念の継承をあまり感じないのを寂しく思います。

制約

2010-06-13 | デザイン
ある物をデザインする時、必ずあるのが制約。コスト関連であったり、期限であったり、製作上の事であったり・・・、以前勤めていた会社での制約は材質。素材のメーカーであったその会社では、自社の素材しか使う事が出来ず、ガラスとか金属はその範疇ではなかったのです。

その会社を退職してからは、自由に材質を使える事の嬉しさを実感しました。各材質の特性、質感をどう捉え、それをどの様にデザインに生かすかはとても重要な事だと考えます。
(写真をクリックすると、写真のみ出ます。)