記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

パルケ・フンディドーラ

2008-07-21 | 
3号炉の見学コース。

フンディドーラには、もう一つ思い出があります。
さっきの友人に、「今、日本の三菱電機から技術者が来ているから来ないか。」と言われ行ってみると、会議室でなにやら話し合っていました。それでそれを聞いてみると、以前三菱重工の技術者が来て、タービンに関する技術提供を行ったらしいので、今回もそれを見て欲しいと、フンディドーラ側が言っていたのです。

日本人なら、三菱重工と三菱電機は全く別会社という事はわかるので、そんなことは出来ないのはわかりますが、彼らにしてみれば、「同じ三菱じぁないか。渡航費用や、他の経費も全部出しているのだから、見てもらわないと困る。」と言うのです。

たまたまそこに入った私は、三菱電機の人に聞いてみました。「タービンの事、わかりますか?」 「少しぐらいの事はわかります。」という返答だったので、提案しました。「このままでは、問題解決にならないので、三菱電機の方にタービンを見てもらい、一応その結果を出してもらう。でもそれについて、三菱電機としては、何の責任も持たない。」というものでした。両者とも納得してもらい、何とか仕事は、完了したようです。遊びに行ったついでに、通訳ネゴシエーションする事になったのですが、話が纏まって、今ではいい思い出となりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿