オリソンテス・オビスパード

私が設計事務所にいた時、日本なら当然描く詳細図面とか納まり図、それらしきものはありましたが、数も少なく、大雑把。それで日本のように、詳細図を描いたら、「とってもプロフェショナルな仕事だ。」と褒められました。でもあんなの描いても、図面どうりに作れる人いるのかその時は疑問でした。

オリソンテス・オビスパード

メキシコ人は手先が不器用と思っていましたが、この建築模型、日本のものと変わらないぐらい良く出来ていました。

メキシコに住んでいるとき、友人とテレビを見ていたらインクレイブレ（信じられない事）というタイトルの番組をしていて、豆に字を書くというのをしていました。そんな事を番組にするのが、インクレイブレだと思いますが、友人に「日本人なら米粒に字を書くよ。」と言ったら、すごーい!!! と言っていました。そこから私のメキシコ人は不器用観念が出来たのでした。

オリソンテス・オビスパード

五つ前に書いた事で、現場の作業員がカウボーイハットをかぶっていて、メキシコらしいと書きましたが、その写真出てきました。

オリソンテス・オビスパード

私が行ったのは２月でしたが、その時点で約半数の住戸が販売済みでした。
一住戸の平米数は、一番小さくて124㎡、価格は日本円で約1600万。戸建を買ってもさほど安くないモンテレーでは、かなりお値打ちと感じました。
一番広いタイプの住戸は、145㎡あるそうです。

興味のある方は、下記のサイトをご覧下さい。
www.horizontesobispado.com.mx

オリソンテス・オビスパード

このビルはオフィス部分と、住宅部分から成り立っています。
そして、その間にある屋外空間にプールがあります。

オリソンテス・オビスパード

マンションの販売事務所に入ると、女性が一人いて対応してくれました。

モンテレーでは、以前こんな分譲マンションはありませんでした。集合住宅はありましたが、それに比べれば設備も充実していて、アスレティクルーム、プール、２４時間セキュリティ、駐車場が完備しています。

オリソンテス・オビスパード

塀の色は派手なオレンジいろですが、事務所の外壁はオレンジ色と合うグレーっぽい色が配色されていました。

オリソンテス・オビスパード

塀の向こう側の現場風景。昔は現場でヘルメットかぶっている人がほとんどいませんでしたが、今では多くの作業員がヘルメット着用しています。メキシコらしいのは、写真にはありませんが、ヘルメットではなくカウボーイハットをかぶっている人がいた事。

オリソンテス・オビスパード

オレンジ色の塀の向こうは、分譲マンション、オリソンテス・オビスパードの建築現場です。

オリソンテス・オビスパード

ここからまた建築、インテリアのほうに入ります。
写真はモンテレーの新築中のマンション、オリソンテス・オビスパードのモデル・ルームと販売事務所の入り口横の壁です。