株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
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その421.土浦の鰻で精をつける

2019-06-10 13:19:11 | 制作会社社長の憂い漫遊記
5月は出張続きだったが、中でも筑波が長かった。
雨もあり現地休で足止めを食らい何やかや2週間。
ホテル通いなので現地休になっても行くところもなく
もっぱら、食べ歩きになった。しかも雨時々曇りの傘道中だ。
第1週目は筑波に宿をとれずに土浦にとった。
土浦散策は初めてだが、お客さんに妙なことを言われた。
「土浦ですか・・・土浦ね。いいですよ、土浦」
何のことかちんぷんかんぷん。私はスマホではないので
ホテルのガイドブックが頼り、あとは長年ロケ出張で培った嗅覚。
この嗅覚が幾多の困難を解決してきたのだが
今回も嗅覚が働いた。。。

▲この川に先が霞ケ浦

土浦は他の地方都市と同様、駅の裏と表とでは栄え方が全く異なる。
今回は霞ケ浦側のホテルだったので、駅の高架を越えて繁華街に。
昼は鰻と決めた。なぜなら霞ケ浦があるからだ。
でも本当に鰻屋なんてあるのか?
鼻を頼りに駅から土浦城跡に向かって雨の中進む。
すぐに店はあった。「小松屋」とある。
創業100年とあるが飲食店と言うよりは販売店。
なんだか重厚感はないが、店先で鰻を焼いている。
鼻か「ここ掘れワンワン」と言っている。
店に入ると右側が焼き処、左は販売処。
つくだ煮や鰻のかば焼きが並んでいる。
こんなところで食べられるの?と思いつつ
その間を抜けると
テイクアウトっぽいテーブル席が3席。
鰻だ、鰻。

実に丁寧に焼いている。ホクホク。
突き出しにでた川魚、川エビのつくだ煮もうまい!
さらに肝吸い。そして奈良漬けがついているが
これが絶品!鰻のうまさをさらに引き立てている。
奈良漬けは奈良かと思っていたが土浦の奈良漬けも絶品。
結局、帰りに奈良漬けを買った。

なんやかや2時間、カップ酒を飲んで大満足。
いったんホテルに帰って昼寝。
ところが疲れていたのか爆睡。気が付けば真っ暗。
小腹がすいたので、駅の高架ではなく、
川沿いの高架をくぐって街に出た。
おおお・・・これは・・・夜の世界が広がっている。
しかも札幌や博多とは違う。熊本とも違う。
昭和がここにはある。
そうか、これを言っていたんだ。
探検家の私は土浦の○○街を彷徨った。
なんという店数。多いじゃないか。。。
今回は探訪だけにしたがこれが噂の土浦だったのだ。

▲この小道の西側に脅威の○○街が広がる。

私は踵を返して焼鳥屋に入店。
おおおっ。これはいける。
土浦は関東圏なので焼き鳥と焼き豚がと焼き牛が混在している。
焼鳥屋で「鳥にしますか?豚にしますか?牛ですか?」
って聞かれてもなぁ。
こうして土浦の夜は更けていった。
そして明日は仕事だ、早起きしなくては・・・

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