株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その190.助言はむずかしい・・・

2014-12-02 07:45:22 | 制作会社社長の憂い漫遊記
助言はむずかしい。
誰に、いつ、どんなタイミングで、何を、
どのような切り口で、どんな表情・口調で話すかなど、
いずれもチョイスを一つ間違えるだけでとんでもなことになる。
助言する側は、良くなって欲しいという一心なのだが、
受ける側はたいてい「大きなお世話だ」となる。
概して受ける側は「俺は悪くない」が
聞く時のスタートラインだから厄介だ。
ならば一層のこと見て見ぬふりをすればよいか!?
あまり誉められた対応ではないが、組織論的にいえば、
「見て見ぬふり」は「桂馬打ち」ぐらいの妙手となることもある。


  銀杏並木が色づく

スタッフなら監督の助言は聞かざるを得ない。
若いスタッフなら監督の一言一句まで
必死に聞いているので、助言として成立する。
助言した方も、された方も次に助言が生きることが多い。
目上の賢いカメラマンなどは「な~に言ってんだか!?」と
腹で思っていても、口には出さないし、最悪聞いたふりでもよい。
監督にしてみれば
「あんたに言ってるのだが、他の人が感じてくれれば最悪それでもよい」

目上の人、あるいは階級の上の人への助言は、
オブラートに包みまくって「一つの意見」として言えば良い。
プライドの高い人はそれでも曲げないが、
面と向かって立ち向かわずカワスに限る。
目上の人の中には良い意見なら聞いてくれる人もいる。
その場合は、手柄はくれてやれば良い。
それぐらいの気概がないなら助言や意見はしない方が良いし、
しようなどと思ってはならない。

私はスタッフには気づいたことは助言し、
目上の人には一つの意見として言うようにしている。
ニコニコしながら言っても、怒りが先に出て来る人もいる。
私はまだ人間が出来ていないので、
その人への第2打は放たないが、外堀を埋めてしまって、
回りから真綿で攻めるようにしてしまう。
まだまだヒヨコなので、つい「結果は勝ち」にこだわってしまう。
それでも手柄を欲したりしないので、
まだ少しだけ大人なのかもしれない。
しかし中国や韓国が相手なら、私は確実にブチキレるだろう。
その点、安倍総理は大人なんだろうなぁ。

今年の遠征は先週の四国で無事完了。
来年初のイベントに向けて仕込みが始まった。
かなり大きなイベントなので様々な問題が出てくるだろう。
腰を据えて、投げやりになることなく、
ひとつ一つ解決していけばよい。
お供します最後まで。
まぁそんな感じです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿