この雑誌、今月号がグラム特集だってもう気がついてるよね。今頃は雑誌を読み終わって(または写真を眺めただけ?)、今年1年に十分な量の綺麗なリップカラーやたっぷりのスパンコール、そして別の自分を作り上げることに飽き飽きしているのかも。
ちょっと想像してみてよ、2011年の年明け早々目覚めてみたらブルーのキャットスーツを着て髪にはラメ、口元によだれで水溜り作って床で寝てたって自分をさ。うん、これは1月1日の僕のひどい姿。この非難されるべき醜悪なグラムっていうムーブメントを引き起こした元凶として、グラム・ロックをテーマにした大晦日のパーティーがあったんだ。これが僕がグラムについて書きたくない気分な訳。その代わりにもっと普通の記事にする。僕の究極の新年の決意。信じろ、僕にはそれが必要なんだ。
決意その1:僕は大砲を手に入れる。アメリカの伝説的作家ハンター・S・トンプソン(注)が亡くなった後、彼の遺灰はコロラドの山から大砲で発射され、撒かれた。誰あろうジョニー・デップが大砲に点火したんだ。これは凄く良い方法だと思うんだ。ジョニーは忘れてくれ、僕は彼を知らないし。つまり、なぜ凝った埋葬方法に大金を使う必要がある?トンプソンの取った方法が長い間語り継がれ、遠くまで話が伝えられるというのに?言っておくけど、僕がこんな話をするのは僕が今年死ぬ予定があるってほのめかしてる訳じゃない。僕は大砲が欲しい、それだけ。自分が死んだ後にちょっとした見せ場があるって、悪いことじゃないだろ?
決意その2:他人に親切にする、だけど良い人にはならない。誰が良い人なんか好きだってんだ?良い態度なんてセクシーじゃないし、正直でもない。人間なんて誰かに良い人ぶる時は何かが欲しいか、それとも君が邪魔で追い払いたい時だ。良い行いをするって週に何回も酔っ払うようなもので、疲れて麻痺してて心の底ではひどく腹を立ててるんだ。親切、これは嘘偽りの無い行為で、行うには労力が必要になる。プラス面、それはそんなにいつも行わなくても良いってこと。行うには多くのコントロールが必要だし、規律も必要になる。だけど僕たちは規律ってものが自分の気分を良くしてくれることを知っている。だから、良い人ぶるのは糞みたいな気分になるし、親切を行うことは良い気分&禅を行っているような気分になる。だけど熱心すぎるのはダメだ、やり過ぎは皆から自己満足の馬鹿野郎だと思われるのがオチ。
決意その3:仲間を受け入れる。僕は最近オナシスの劇を見に行って、一つの事が頭から離れなくなった。2時間の劇の間、彼は取り巻き無しで現れるってことがほとんどなかったんだ 。それはいつもグループで外出する僕のアラブ系の友人を思い出させた。あるいはラッパー達、取り巻き達に何らかの重要な意味を与えることで周りの連中に不便を強いる・・・それが目的なんだろうけど。僕はものすごく親密で大家族のレバノン系だ。仕事に行くにも遊びに行くにも少なくとも3~4人ついてこないっていう状況は滅多に無い。これがうざいんだ。もし、僕がもっと曖昧な状態で行動出来たらもっといろいろ出来ただろうって思う。でも今年はもっと仲間を受け入れる。僕の取り巻きはラッパーみたいにクールじゃないかもしれないし、オナシスみたいに強力じゃないかもしれないけれど、僕は僕の姉妹、友人達、犬、80歳の親戚達、そしてもちろん僕のママと共に出歩くさ。綺麗に列を組み、上を向いて。
決意その4:側近を持つ。そうだな、ちょっと一つ前の決意に近いみたいだけど、独立させるだけの利点はある。僕が欲しいのは中国風の外見の、物静かで優雅でスーツを着た小柄な紳士だ。30代半ばが良いな、僕の行く所、いつもそばに付いていてくれるんだ。彼は多くを語らないんだけど、なにか良く解らない博士号を持っていないとダメなんだ、たとえばアマゾン赤アリの変種の生態について、とか。彼は僕の自信の源、僕のもう一つの脳、そして他人と接するためのフィルター。彼はいかがわしい連中を追いやり、賢い者を勇気付ける。応募受付中。
決意その5:常に働く。自己啓発本はもっと休暇を取れ、仕事から離れる時間を取れって言ってるのを君は知ってるだろ?あれは全部嘘だ。ああいう本は自分を売り込みたいだけの仕事中毒者が書いていて、本を買わせたいだけで、気分が落ち込んでまた新しい本を買いたくなるって仕組み。一生懸命働かなかったら嫌な気分になる。君が楽しみにしているような事、たとえば仕事の後の一杯やお気に入りのTV番組は同じ価値ではなくなってしまうんだ。働けば働くほど、君の周りの物や人々全てに価値が生まれる。僕の年齢でどうしてこれが悪いことと言える?
君のインスピレーションの助けになった?僕自身はなったけど。気軽に僕のリストを自分なりにアレンジして使ってみるといい。だけど決意その4の側近のアイデアは真似されちゃ困るな、だって誰もが同じような側近を持ったら世の中混乱するぞ。新年おめでとう。注意しろ。これは親切で言ってるのさ、良い人ぶってる訳じゃない。
注:ハンター・S・トンプソン:アメリカのジャーナリスト。取材対象と深く関わることで得るルポタージュを得意とし、2005年に67歳で拳銃自殺した。
ちょっと想像してみてよ、2011年の年明け早々目覚めてみたらブルーのキャットスーツを着て髪にはラメ、口元によだれで水溜り作って床で寝てたって自分をさ。うん、これは1月1日の僕のひどい姿。この非難されるべき醜悪なグラムっていうムーブメントを引き起こした元凶として、グラム・ロックをテーマにした大晦日のパーティーがあったんだ。これが僕がグラムについて書きたくない気分な訳。その代わりにもっと普通の記事にする。僕の究極の新年の決意。信じろ、僕にはそれが必要なんだ。
決意その1:僕は大砲を手に入れる。アメリカの伝説的作家ハンター・S・トンプソン(注)が亡くなった後、彼の遺灰はコロラドの山から大砲で発射され、撒かれた。誰あろうジョニー・デップが大砲に点火したんだ。これは凄く良い方法だと思うんだ。ジョニーは忘れてくれ、僕は彼を知らないし。つまり、なぜ凝った埋葬方法に大金を使う必要がある?トンプソンの取った方法が長い間語り継がれ、遠くまで話が伝えられるというのに?言っておくけど、僕がこんな話をするのは僕が今年死ぬ予定があるってほのめかしてる訳じゃない。僕は大砲が欲しい、それだけ。自分が死んだ後にちょっとした見せ場があるって、悪いことじゃないだろ?
決意その2:他人に親切にする、だけど良い人にはならない。誰が良い人なんか好きだってんだ?良い態度なんてセクシーじゃないし、正直でもない。人間なんて誰かに良い人ぶる時は何かが欲しいか、それとも君が邪魔で追い払いたい時だ。良い行いをするって週に何回も酔っ払うようなもので、疲れて麻痺してて心の底ではひどく腹を立ててるんだ。親切、これは嘘偽りの無い行為で、行うには労力が必要になる。プラス面、それはそんなにいつも行わなくても良いってこと。行うには多くのコントロールが必要だし、規律も必要になる。だけど僕たちは規律ってものが自分の気分を良くしてくれることを知っている。だから、良い人ぶるのは糞みたいな気分になるし、親切を行うことは良い気分&禅を行っているような気分になる。だけど熱心すぎるのはダメだ、やり過ぎは皆から自己満足の馬鹿野郎だと思われるのがオチ。
決意その3:仲間を受け入れる。僕は最近オナシスの劇を見に行って、一つの事が頭から離れなくなった。2時間の劇の間、彼は取り巻き無しで現れるってことがほとんどなかったんだ 。それはいつもグループで外出する僕のアラブ系の友人を思い出させた。あるいはラッパー達、取り巻き達に何らかの重要な意味を与えることで周りの連中に不便を強いる・・・それが目的なんだろうけど。僕はものすごく親密で大家族のレバノン系だ。仕事に行くにも遊びに行くにも少なくとも3~4人ついてこないっていう状況は滅多に無い。これがうざいんだ。もし、僕がもっと曖昧な状態で行動出来たらもっといろいろ出来ただろうって思う。でも今年はもっと仲間を受け入れる。僕の取り巻きはラッパーみたいにクールじゃないかもしれないし、オナシスみたいに強力じゃないかもしれないけれど、僕は僕の姉妹、友人達、犬、80歳の親戚達、そしてもちろん僕のママと共に出歩くさ。綺麗に列を組み、上を向いて。
決意その4:側近を持つ。そうだな、ちょっと一つ前の決意に近いみたいだけど、独立させるだけの利点はある。僕が欲しいのは中国風の外見の、物静かで優雅でスーツを着た小柄な紳士だ。30代半ばが良いな、僕の行く所、いつもそばに付いていてくれるんだ。彼は多くを語らないんだけど、なにか良く解らない博士号を持っていないとダメなんだ、たとえばアマゾン赤アリの変種の生態について、とか。彼は僕の自信の源、僕のもう一つの脳、そして他人と接するためのフィルター。彼はいかがわしい連中を追いやり、賢い者を勇気付ける。応募受付中。
決意その5:常に働く。自己啓発本はもっと休暇を取れ、仕事から離れる時間を取れって言ってるのを君は知ってるだろ?あれは全部嘘だ。ああいう本は自分を売り込みたいだけの仕事中毒者が書いていて、本を買わせたいだけで、気分が落ち込んでまた新しい本を買いたくなるって仕組み。一生懸命働かなかったら嫌な気分になる。君が楽しみにしているような事、たとえば仕事の後の一杯やお気に入りのTV番組は同じ価値ではなくなってしまうんだ。働けば働くほど、君の周りの物や人々全てに価値が生まれる。僕の年齢でどうしてこれが悪いことと言える?
君のインスピレーションの助けになった?僕自身はなったけど。気軽に僕のリストを自分なりにアレンジして使ってみるといい。だけど決意その4の側近のアイデアは真似されちゃ困るな、だって誰もが同じような側近を持ったら世の中混乱するぞ。新年おめでとう。注意しろ。これは親切で言ってるのさ、良い人ぶってる訳じゃない。
注:ハンター・S・トンプソン:アメリカのジャーナリスト。取材対象と深く関わることで得るルポタージュを得意とし、2005年に67歳で拳銃自殺した。
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