ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

ピノキオを吊るせ:ヴィンシュルス著『ピノキオ』

2012-02-07 16:00:32 | アート:写真・イラストレーション他
イタリア人作家の有名な児童文学「ピノキオの冒険」をフランスの若手BD作家/監督のヴィンシュルスが新解釈で描く大人の極悪コミック。2009年のアングレーム国際漫画祭グランプリ作品。 . . . 本文を読む
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獣が疼く、僕の中で:ロベール・クートラス作品集 Mes Nuits 僕の夜

2010-11-10 20:32:10 | アート:写真・イラストレーション他
「僕の中で黒い獣が蠢いて苦しい」と彼はそれを表現した。フランスの画家ロベール・クートラスが貧困の中で毎晩1枚づつ、自分のために描いた"カルト(カード)"の作品集。 . . . 本文を読む
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トイ・ボーイの作り方:ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク

2010-04-21 23:57:36 | アート:写真・イラストレーション他
ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck、1957年生まれ)はベルギーのファッション・デザイナー。画家を目指していた事もある、カラフルで絵画的なデザインを特長としています。 . . . 本文を読む
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呪われた遊園地:マーク・ライデン

2009-08-19 23:32:04 | アート:写真・イラストレーション他
可愛いものの中に潜む毒。愛らしい表情の裏に隠された禍々しい本性。彼の絵の中で無垢な物は常に忌むべき本性を持つ。 . . . 本文を読む
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着色された美しい悪夢:ヤン・ソーデック

2009-07-09 20:50:44 | アート:写真・イラストレーション他
ヤン・ソーデックは1935年プラハで生まれ、性的な生命力と暴力的な死のイメージ、過剰に装飾された喜劇舞台のような独特の世界で有名なチェコの写真家。 . . . 本文を読む
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コンセプト・ジュエリーという概念:New Directions In Jewellry 2

2007-09-19 22:13:02 | アート:写真・イラストレーション他
アート性の高い作品の多い中でも、特に際立って面白いのが「装身具」に意味を持たせるコンセプト・ジュエリーの概念。しかし、ここに紹介されるコンセプトは、「装身具」の概念としては私たちの想像力を超えています。 . . . 本文を読む
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ジュエリーとアートの境界線:New Directions In Jewellry

2007-09-17 02:15:11 | アート:写真・イラストレーション他
この本は「ジュエリーの新しい方向性」について、いろいろな作家を紹介しています。どこまでが「装身具」なのか、何をもって装身具と呼ぶのか。人工的に「身を飾る」物全てがここでは該当します。中には豚の心臓をぶら下げたブレスレット、鼻からキノコをはやした女性や、体よりでかいオブジェも登場。 . . . 本文を読む
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蓮、この世で最も完璧な植物:JELLY BEANな時間

2007-09-02 20:56:31 | アート:写真・イラストレーション他
よくお邪魔するブログの一つ、redpillさんのJELLY BEANな時間で素敵な写真を見つけました。蓮には普通の植物には無い「崇高さ」、そして「宇宙感」がありますね。この写真はその蓮の個性と世界をredpillさんの蓮の解釈で切り取ったアートです。 . . . 本文を読む
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古典的技法と幻想が出会う絵画:ドナト・ジアンコーラ

2007-07-21 14:35:05 | アート:写真・イラストレーション他
Donato Giancolaは、古典的絵画の要素を取り入れたファンタジー・アートで有名な1967年生まれのアメリカの画家/イラストレーター。ペインティングでBFA(Bachelor of Fine Arts)を持ち、欧州バロック期(16世紀から18世紀)古典的巨匠からの影響が濃い、格調高い作風から、そこらへんの筋肉&お色気「ファンタジー・アート」とは一線を画しています。 . . . 本文を読む
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獣と人間が共に踊る土地:ashes and snow グレゴリ-・コルベール展

2007-05-31 19:19:45 | アート:写真・イラストレーション他
特撮でも合成でもなく、調教したわけでもない、時間をも超えた、獣と人間の無言の存在共有。私たちが彼の作品を見るとき感じる言葉にならない感情は、獣の中に神性を見いだす原始宗教やアミニズムとも無縁では無いはずです。獣の中に神性が存在するのなら、神の中の獣性もまた、存在するのでしょうか。 . . . 本文を読む
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